雲間の朝日に想うこと


< 欲望預金が満期に成りましたか >


其の、
物理的な独占は。

飽く迄、
本能的な欲望から生じるけれど。


其の、
精神的な独占感が。

互いの心を、
繋ぎ続けるのだろうか。




或いは、
単に。

他所で、
其の行為が為されて居ないと言う、
保証書なのだろうか。










久々に、
愛を確かめ逢う、
其の時に。



蓄積された想いを、
目一杯、
受け取りたいと。


そう願うのは、
自然な事だけれど。




其処に在るのは。

利息では無く、
飽く迄、
不良債権なのだ。

















俺に触れながら放つ、
姫の言葉で。

精神と、
物質が、
瞬時に入れ替わる。







 「今夜・・・定期崩す?」

 「これ・・・預金なの?」

 「うん・・・」












其の発想は。

俺には、
決して想い浮かばないであろう、
素敵な発想だけれど。




久々の、
愛の語らいを。


そんな言葉で開始して、
良いの?


2004年10月23日(土)


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2002年10月23日(水) 脅威を感じているのか
2001年10月23日(火) 終わりの予感がありましたか





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