雲間の朝日に想うこと


< 終わりの予感がありましたか >


貴女の視線に見えていた風景・・・

今さらそれを音で追ったとしても何の利益もないけれど、
それでもあの時の貴女に近付ける気がして、
必死にCDを聞き続ける。

余計に傷つく事だとわかっているのに・・・



匂いの混じった水溜まりは、
夢の残した確かな足跡だけれど、
そっと鼻を近付けても夢は戻らない。

頭でわかっているつもりなのに、
決して身体は言うことを聞いてはくれない。

ずいぶん自虐的にメソメソしてるよ。




  ~終わりの予感~

   歩いて15分の帰り道 余計なことを考える道
   そんなに遠くはない将来に悲しいことが起きそうで

   いっそ別れてしまえば
   ここまで辛くないけれど

   ほんの少し希望が見えるのなら
   今はすがってみよう
   それも消えて すべてが終わったら
   何か服を買おう


   やめるか続けるかの分れ道 いろんな人の忠告よりも
   あなたを信じたい気持ちだけが「ひとりぼっち」を支えてる

   言われた通りにするから
   あなたに決めてもらいたい

   ほんの少し期待が持てるなら
   今はすがってみよう
   それも消えて ほんとに終わったら
   一日だけ泣こう


   あきらめたら楽になる心で
   何を望んでいるの?
   寂しくなる準備を始めてる
   それが答えなのに

   ほんの少し希望が見えるのなら
   今はすがってみよう
   それも消えて すべてが終わったら
   何か服を買おう

  ~~




いったい貴女は、
何を考えてこんな歌詞を見ていたんだろう?


もしかしたら・・・

これから起こるかも知れない出来事を思い浮かべて、
俺は凍った背筋を必死に支えてたっけ。




今朝は少し早く目が覚めたので、
起きたらすぐ窓辺に立って、
二人で見た朝日を見ました。

そんな事を思い出しながら、
まんじりともしない朝を迎えちゃった。


2001年10月23日(火)


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