雲間の朝日に想うこと


< 踏み込むべき時でしょうか >


互いの関係と、
互いの侵して良い領域。

個々人で、
若干の許容量に違いは在れど、
或る程度は、
定められた境が存在する。



其れ故に。


自身の傘が、
何処迄、
及ぼされるべきか。

常に自問するのだけれど。






傘の外と認識して居ながら、
敢えて、
其処へ踏み込む時。



何を想えば良いのだろうか。

















見掛け上は、
傘の外に過ぎない存在を。

傘の内に招き護る覚悟など、
疾うの昔に、
持って居るけれど。


そして。


現実に、
傘の内へ招かねば為らぬ事が、
起こり得る予感も。


初めから、
持って居たのだけれど。







傘の外で済む方が。

本当は、
幸せに近いのだ。



きっと。



















 「其れは彼の甘えを増やすだけで。」
 「彼の為に成らないよ。」

 「彼の今後は別に考えないと。」
 「先ずやるべきなのは名義を譲って貰う事でしょ?」




義母。

血も籍すらも繋がらぬ息子。

見た事すら無い元旦那。

初めて耳にした元旦那の彼女。



総てが、
其の総てが、
越権行為だと知りながら。

其の間で揺れる資産に、
口を、
差し挟む。





















俺にとっては、
飽く迄、
他人だけれど。

姫にとっては、
紛れも無く息子で。



其の息子を想う事は。

姫を想う事と、
然程、
違いは無い事なのかな。





----------
References
 Jan.1 2009, 「本当は消したい場所なのでしょうか」
 Mar.21 2004, 「血が通う事は無い関係でしょうか」







↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)


2009年06月07日(日)


----------
History
2006年06月07日(水) 本気で投げる気だったのでしょうか
2005年06月07日(火) 痙攣の数が想いの深さでしょうか
2004年06月07日(月) 隣に映るのは嫌いな雄ですか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL