雲間の朝日に想うこと


< 気には掛からぬ物でしょうか >


個々の、
性格だろうか。

其れとも、
性差だろうか。


既に手を離れたと言う、
自負故か。

或いは、
少し過剰に意識を有する故か。




果たして。

其れが、
何を意味するのか。


解を求める必要など、
無いのだけれど。












何故か。

大切な物を、
置き忘れて来た様な想いに、
囚われて終う。

















 「姫!」
 「息子無事か?」

 「え?」



 「電話しろ。」
 「今すぐ!」

 「何でよ・・・」



 「テレビ見てみろ!」
 「火事だって!」

 「わ。」
 「本当だ。」













姫と、
姫の息子と。

嘗て居た、
其の見覚えの在る景色に。


先に応じたのは、
俺だった。





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References
 Mar.19 2005, 「想う相手は離れたのでしょうか」
 Apr.09 2005, 「憂鬱を緩めて行けるでしょうか」







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2008年03月29日(土)


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History
2006年03月29日(水) 紡げぬ糸に成るのでしょうか
2005年03月29日(火) 罠に掛かって居るのでしょうか
2003年03月29日(土) 一言でも力が有りませんか
2002年03月29日(金) 卑怯者ですか





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