雲間の朝日に想うこと


< 好きだけが理由でしょうか >


自身の在らぬ、
相手の、
嬉々とした空間に対して。

羨望の想いを抱く事。


其の、
嫉妬の大半は。

確かに、
好き嫌いの範疇から誘発されるけれど。




其の範疇に収まる程度の、
情動変化なら。



本当は。

重篤な疵を負わす事など、
無いのかも知れない。

















坂の街の人は。


 「羨ましい。」
 「大好きだから辛かったの。」
 「こんなに好きなんだなぁって・・・。」


そう、
言うけれど。




恐らくは。

其の範疇以外の孤を、
強く、
強く、
感じて居たに違いない。






















五感の内の、
一つを。

其の手に出来ぬ身、
故に。



時に。


自身と、
其の外との境界を。

自衛の為に、
遮断する。











きっと初めて。




坂の街の人は。

俺との間に、
其の壁を築いたんだろうな。





----------
References
 Mar.03 2008, 「呼べない人を呼びますか」
 Jan.29 2007, 「相手の言葉を使いこなせますか」







↑Enpituの投票ボタン(おまけ情報付)


2008年03月10日(月)


----------
History
2007年03月10日(土) 不要の起点だったのでしょうか
2006年03月10日(金) 一歩目は何処に在るのでしょうか
2003年03月10日(月) 揺らぐのは自分の心が足りないからか
2002年03月10日(日) 話を戻して良いのか
2001年03月10日(土) そんなことがあったのか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL