雲間の朝日に想うこと


< 不要な証なのでしょうか >


想いに。

形など、
不要だけれど。


想いを刻んだ、
其の、
証として。


形は、
成立し得るのだ。





其れ故に。





両の掌の隙間から零れ落ちる、
砂の様な想いに。

霞の向こうで消え入りそうな、
一寸先の想いに。


確固たる形を欲して終う。












けれども。








其の形は。

時に、
想いを阻む矛盾として、
自身の奥底へと杭を打ち込んで来るのだ。



鋭い尖端を、
研ぎ澄ましながら。
















 「私。」
 「なぜ結婚しているんだろう。」



初めて。

坂の街の人は、
一瞬、
其の形に囚われ掛けた。















何も知らぬ俺には、
何も応える術が無いと。

知って居るのにね。





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References
 Jul.11 2007, 「想いの味は如何でしょうか」







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2007年07月15日(日)


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History
2004年07月15日(木) 嫉妬の裏返しでしょうか
2003年07月15日(火) 後五分は創れませんか
2001年07月15日(日) 他人が気になりますか





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小坊主
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