雲間の朝日に想うこと


< 嫉妬の裏返しでしょうか >


人を玩具扱いしながら。

人に手を伸ばして、
弄びながら。


面白可笑しく楽しそうに、
言葉でも弄ぶ。


 「これ、猫に反応してやんの!」






起き抜けの雄は。

生理的に、
其の姿が逞しく在る事など。


十二分に承知して居ながら。






 「唸ってたんだよ?」
 「唸りながら反応したんだよ?」


猫の悪戯に。

眠った儘、
敏感に反応する隣の男を、
嘲笑う。















違うのか。

姫は、
悔しいのか。


其れ故に。

しつこく言葉を発し、
殊更、
其の対象に触れるのか。








自身で、
手を伸ばして。

甘え半分に弄る筈の、
其の対象を。


独占出来ずに。



更には、
一匹の猫に弄ばれ、
既に反応して居たから。


















布団の上に、
来ても良いから。

俺の、
脚の間で、
眠っても良いから。



だから、
大人しく眠ってくれないか?














猫の振る舞いで、
朝から不平や愚痴を聞く事は。

正直しんどいんだ。





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References
 May.25 2004, 「定位置は何処ですか」
 May.04 2004, 「過ちは素直に認めませんか」
 Apr.10 2004, 「対抗すべき脅威の対象でしょうか」
 Feb.19 2004, 「至福の時間を奪うのですか」


2004年07月15日(木)


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History
2003年07月15日(火) 後五分は創れませんか
2001年07月15日(日) 他人が気になりますか





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小坊主
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