雲間の朝日に想うこと


< 三度の記憶でも蘇るのですか >


抉る様に、
痛め付ける力が。

飛躍的に、
高められて行くのを、
感じた刻。




僅か、
三回切りの姿にも、
関わらず。




数を重ねる毎に、
着実に。

想いに巣喰う痛みは、
漸増し。


一度足りとも。

其の痛みは、
同じ強度に留まる事は無かった。













奇しくも。

三度とも、
同じ時刻に流れる景色。


















何故に、
今更痛むのだ。

全て、
千切って捨て去った筈なのに。


















南下する新幹線の、
其の車中で。

痛みを抱えながら。





痛みの因とは。

別の人に、
逢いに行く。






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2006年12月23日(土)


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History
2005年12月23日(金) 善悪は二の次でしょうか
2004年12月23日(木) 雄々しい姿の内側を視て居ますか
2003年12月23日(火) 未来では無く目の前が見えますか
2002年12月23日(月) 少しは力が付きましたか
2001年12月23日(日) まだ信じてもらえませんか





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小坊主
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