確かに。
其の言葉の有する意の内には、 自身の、 或いは他者の、 為した道筋に責めを負う気概が、 含まれるけれど。
其の責めは。
決して、 為した道筋への責めでは無く。
飽く迄、 犯した失策への責めを、 指し示すのだ。
尻拭い。
其処に在る、 想いも、 気概も。
飽く迄、 言葉の綾で在る事も。
理解は、 出来るけれど。
未だ、 互いの形を探り在る筈の、 想いに。
其の、 宣言を放たれた事は。
然程、 小さい事では無い。
「彼から言われた。」 「辛くても苦しくても『ケツはふかないと』って。」 「だから・・・」
そうか。
事後処理なんだね。
---------- References Sep.29 2006, 「芯まで消えたのですか」
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