自身に宿り在る、 二つの、 其の極性は。
本来は。
密接に、 関連在る筈だけれど。
果たして。
両立し得る、 極性なのだろうか。
其れとも。
飽く迄、 両立は不可能で。
切り替わる様に。
常に、 片方のみが、 姿を曝す物なのだろうか。
きっと、 其の言葉は。
今。
何方の極性に、 重きを、 置いて居るのか。
其の解答を、 暗示して居るのかも知れない。
「小坊主、どうしよう。」
「どうした?」
「生理始まっちゃったみたい。」 「おっぱい出なくなっちゃうなぁ。」
母性と。
雌性と。
姫の意識は。
望む形とは、 違って居るのかな。
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