個々の要素は。
互いの鎖を、 理路整然と並べて。
干渉しながら、 統一した形を創り出す様に、 見受けられるけれど。
飽く迄。
其の、 統一の応答は。
個々が、 全体へ、 緩衝されながら波及した、 結果なのだ。
其れ故に。
鋭敏な、 一つの応答が。
統合された形に対して、 多分に、 矛盾を含む時。
感知された相違は。
自身を、 切り刻むのかも知れない。
けれども。
想いと、 解離した行為を欲し。
其の行為に、 幾ら、 後悔の念を覚えても。
想いの先に、 行為が在る以上は。
きっと。
想いの高まりが、 行為を、 望んで終う。
「飲んだらダメね。」 「汚れる気がする。」
行為の対象と、 想いの先の対象は。 異なると。
例え、 理解して居ても。
---------- References Apr.07 2006, 「箱の底に辿り着けますか」
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