雲間の朝日に想うこと


< 静かでも重い意思表示でしょうか >


其の程度や、
頻度や、
雰囲気を。

様々に変えながら。



僅か、
一つの行為を以て。



自身の意思や、
願望を。

伝播させようとするから。





刻々と、
変化する其の姿を。


丁寧に、
丁寧に、
見極めては。

応じて行かなければ、
為らない。








其れ故に。





時に。

其の変化の、
激しさに、
耐える事が出来ず。


音を、
上げて終うのだろうか。











其の行為を、
恨めしく想う事など。


決して。

在っては、
為らないのだけれど。














 「こんな感じだよ。」
 「大丈夫?」


姫は。

盛んに、
俺を心配するけれど。




 「此の程度で良いの?」
 「もっと酷いと想ってた。」


此の程度なら、
別段、
堪えやしないと。

言い切った。










此れ程、
大人しい夜泣きで。

本当に良いの?






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2006年02月10日(金)


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History
2005年02月10日(木) 今を想う故の代償でしょうか
2004年02月10日(火) 軸が歪んで居るのでしょうか
2003年02月10日(月) 何を悩んでいたのですか
2002年02月10日(日) 何を望んでいるのですか





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小坊主
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