嗜好にも、 認識にも、 気質にも。
劇的な相違は、 生じやしないから。
眼前の、 出来事でも。
空想の、 出来事でも。
手掛かりを、 一つ、 一つ、 組み合わせ進んだ、 其の結果に。
違いが無くとも、 然程、 不思議では無い筈だけれど。
眼前で。
触れ、 見聞きする事の可能な、 其の画を。
空想に複製し、 応用する事すらも。
不可能なのだろうか。
姫の、 御年玉が化けた、 其の森に。
文句を垂れながら。
「ヤシの木。」 「枯らしちゃった・・・」
「また?」 「枯らしたの?」
姫は。
弐度目の過ちを、 口にした。
砂漠の真ん中に、 椰子を、 植えたって。
育ちはしないだろうに。
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