雲間の朝日に想うこと


< 取り憑く様に舞う気でしょうか >


自身の、
経て来た時の嵩が。

増せば、
増す程に。


互いに交わした、
約束の数も。

漸増して行くのだろうか。






決して、
遣り残した訳では無い。




恐らくは。


機を、
自身に結び付ける能力が、
不足して居た故に。

当時の、
想う努力如きでは、
手の届かぬ場所だったのだ。









けれども。




想いの中で。

確実に育て上げられた、
白く、
小さな病は。



毎年。

果たせぬ約束を、
責め、
舞い、
俺を蝕み続けるのか。










 「一緒に見てみようね。」
 「嫌になるほどすごいんだから。」


貴女と、
果たせなかった約束が。




北国から届いた報に、
応ずるかの様に。

想いの内から、
産まれ、
俺を喰い荒らす。
















今年も、
変わらずに。

北国に、
雪虫が届いて居る。



変わった俺は。

どんな雄に、
映るだろうか。





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References
 Oct.19 2002, 「柔らかかったですか」
 Mar.14 2002, 「挑んでも良いですか」
 Sep.15 2005, 「画面にも刻まれた名でしょうか」


2005年10月21日(金)


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History
2004年10月21日(木) 本能は動物に近いと言う事ですか
2003年10月21日(火) 足りない条件は何ですか
2002年10月21日(月) 報いですか





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小坊主
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