雲間の朝日に想うこと


< 互いを観て居ないだけでしょうか >


互いを、
理解すればする程に。



特別に、
想い遣る事も無く。


自然と。

相手の望む振る舞いを、
産み出す事が、
出来るのかも知れないから。





意識する事無く、
生じた、
其の行動が。

相手の満足を得られた時。


少しだけ、
互いが、
近付いて居るのだと。


多幸感に、
包まれるけれど。





きっと、
現状の二人は。

其の極みには、
居ない。











其れならば。



諍い無く、
日々を、
進めて居る理由は。

何処に、
在るのだろうか。








 「小坊主?」

 「ん?」

 「初めて。」
 「一週間喧嘩しなかったね。」

 「確かに。」
 「想い遣れて居るのかな?」



最後の疑問符が。

半信半疑の、
お互いを、
反映して居るのだろう。












余裕が無いのだ。

個々人の、
今で、
精一杯なのだ。




相手を振り返る余裕も、
其処に、
無いから。


きっと、
諍いを生じさせる理由も、
無いのだろうな。


2005年10月20日(木)


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2003年10月20日(月) 苛つきの理由は何でしょうか





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小坊主
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