三楽の仕事日記
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2020年10月12日(月) 終日、小牧市立味岡小学校で指導助言

 朝食はサンドイッチとコーヒー。のんびりと。一眼レフのマニュアル読み。知らないこと多し(汗)。

  9時に家を出て、徒歩で母校・小牧市立味岡小学校へ。9時10分には到着。教頭、教務主任から今年度の研究の概要を聞き、最後の講演内容を打診。これまでもすべての学級を見せてもらっているが、今回は各授業のめあてと指導の力点一覧が作成されていた。頭の中にあることを文章化することはとても重要。

 9時30分から1年、2年、5年、特別支援、10時25分から3年、6年、4年、国際学級を参観。どの教室も2分程度。授業進度回復のために、小牧市は全市で小学校は35分間授業が行われているため、一教室の参観時間は例年以上に短くなる。とはいえ、短時間でも普段の教室の様子はわかるというもの。以前に校長先生にお願いをして学校再開直後に近い日に参観させていただいたときに感じた、何かしら落ち着かない雰囲気はまったく感じられず。子どもと教師の関係がきっちり構築されていて、落ち着いた学校生活が送られていることがよくわかる。

 4時間目1年国語、5時間目4年生算数(実はここまで午前中日程)、6時間目6年生理科は特設授業。マスクをしていても、子どもたちの表情はわかる。よいつぶやきも耳にすることができた。だからこそ見えてくる教材研究の重要性。教材研究に際して大切にしていただきたいことは授業終末に見たい子どもの姿を明確にすること。そのような姿を具現化するためにどのような授業展開をすればよいかと逆思考していくことが大切と話す。またコロナ禍だからこそ、いつもより重要性を増す子ども同士のつなぎ。今日の授業を受けての講演は、この2点にしぼって話す。
 
 講演のメインは「学習評価」、特に「主体的に学習に向かう態度の評価」について。「主体性がある子どもの姿?」と問いかけ、エピソードで語ることが重要。職員室で子どもの姿が交流されることが頻繁にあると、自ずと評価も明確になってきます、というのが僕の主張。
 
 「主体的に学習に向かう態度」については、学習指導要領と評価ガイドブックをもとに、「ふりかえり」の重要性を伝え、いずれ導入されるというスクールライフノート(心の天気、学びの天気)は、まさに子どもたちの「メタ認知」を高める良いツールと紹介。

 最後はふりかえりを子どもにどう伝えたら良いかを、ゼミ生と和田先生、栗木先生で収録した動画を見てもらい終了。時刻は16時20分。

 その後、校長室で特設授業者にあらためて助言。理科の授業は科学的思考を高める上でとても良い展開で、学びの共同体が推奨するジャンプの課題も素晴らしい(これは子どもたちが考え話し合う様子を見ていれば歴然)と伝える。17時近くに学校を出る。久しぶりの8時間ほどの学校滞在。この記録を研究室HPでも掲載。なお、味岡小学校HPでもこの日のことが発信された。授業の様子がよくわかる写真がたくさん。ぜひご一覧を。

 10月27日開催の犬山市立犬山中学校の授業公開の案内が届き、さっそくゼミ生に周知。社会科授業参観をお願いした篠岡中からも了解のご返事。こちらもゼミ生に連絡。伊丹市からすでに中止となった研修会を年度内にオンラインで行いたいとの相談メール。10月30日の関西ICT展でのパネル案届く。これならどこからもパネラーに突っ込めるという良案。即返答。おかげさまで今日も充実の1日。アップルウオッチが「よく動きました!」と評価(笑)。


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2017年10月12日(木) 3期ゼミ生集合と犬山市立犬山西小学校現職教育
2016年10月12日(水) 教職実践演習は先生だとずっといい
2015年10月12日(月) 野口芳宏教師力アップセミナー
2014年10月12日(日) 愛犬と4時間&原稿書き
2013年10月12日(土) 第7回愛マップと野口芳宏先生からのご提案
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