三楽の仕事日記
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2016年11月12日(土) |
教師力アップセミナー(田中博史先生)に参加&著者校正 |
いつもより遅い目覚め。今日は筑波大学附属小の田中博史先生(全国算数授業研究会会長)の教師力アップセミナー。慌てて家を出て大口中学校へ向かう。
田中先生の演題は「算数好きな子どもを育てる授業づくり」。僭越な言い方だが、田中先生は僕と同じ臭い。子どもの生かし方、授業での仕掛け方、切り返し方など、頷くことばかり。「ああ授業がしたい」という思いにかられた2時間。
今日はゼミ生(準ゼミ生含む)12名参加。来年4月から現職としてスタートする11名は、今日も大きな学びがあったに違いない。確かな聞く耳を持ってきたゼミ生、記事を楽しみにしたい。
教師力アップセミナー継続の最大の貢献者である酒井先生に、あるゼミ生が次のメールを送ったとのこと。酒井先生から「『書くことによって学ぶ』が具現化していますよ」というコメント付きで教えていただけた。感謝。送信者の了解なしだが、ここに紹介しておきたい。
主題は算数好きな子を育む授業づくりでした。その中でも印象に残ってる言葉が二つあります。「ボケ老人」と「とりあえず面白いと思わせる」です。玉置先生が、「物分かりの悪い教師になりなさい」とよく言われます。「ボケ老人」も同じことで、授業中にあえて間違ってみたり、発言に対してすぐ納得しなかったりすることで、子供たちが自分を律し授業に主体的に取り組むことができるようにするための技術でした。
もう1つは「とりあえず分からせる授業をするのではなく、とりあえず面白いと思わせる授業をする」という言葉です。先生方は子供たちに必死に内容を分からせようとしますが、その内容を分かった子は分かった子でその学びがそこで終わってしまうし、分からなかった子は分からなかった子で、その内容が嫌いになってしまうだけになります。だから、授業ではその内容の面白さをいかに伝え、そして今後その内容を子供たち自身が学びたいと思えるようにしなければならないようです。
全体を通してわかりやすく、技術的な面に関しても勉強になりました。筑波大附属で有田先生と働かれていた先生のためなのか、考え方や教え方が有田先生のようだなと思いました。とても良いセミナーでした。
帰宅して、「スタートダッシュ大成功!中学校 学級開き大事典」の校正。明日には完了の目処が立つ。
2015年11月12日(木) ゼミ生授業参観&フォーラム検討 2014年11月12日(水) ゲスト道徳指導案づくり 2013年11月12日(火) 甚目寺南中と自主算数・数学勉強会にて 2012年11月12日(月) 集会での講話「わかる・できる・身につく」 2011年11月12日(土) 教師力アップセミナー岩下修講演に参加 2010年11月12日(金) 二つの研究発表会に参加 2009年11月12日(木) 第一次評定者として 2008年11月12日(水) スクールカウンセラー連絡協議会(愛日地区) 2007年11月12日(月) 身震いするほどの責任を感じる 2006年11月12日(日) 日本一簡単なITセミナー 2005年11月12日(土) 教師力アップセミナー>角田明先生 2004年11月12日(金) 富木島中へ指導へ 2003年11月12日(水) 書類作成に追われた1日
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