三楽の仕事日記
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2010年11月12日(金) |
二つの研究発表会に参加 |
東岡崎駅へ。愛知教育大学附属養護学校(附属特別支援学校)へ。この学校は知的障害者を対象として小学校・中学校および高等学校に準ずる教育を行い、適切な支援を施すことを目的とした学校である。
研究テーマは「『人とのかかわり』をひろげる子−人とのかかわり」をさぐる−」。どの教室を見ても、「さすが附属である」という言葉が思わず出る授業環境が準備されており、子どもたちが自らを大いに発揮できるように様々な工夫がなされていた。いったいどれほどの時間がかかったのだろうか。教師の下準備は相当なものだ。だからこそ、子どもがこんなに楽しく授業にのめり込んでいるのだ。それにしても凄い!頭が下がる。
移動して飛島村立小中一貫教育校 飛島学園 飛島小学校・飛島中学校へ。三度目の訪問となるが、何度訪問しても、まず施設の素晴らしさにしばし感動する。
研究テーマは「確かな未来を拓く小中一貫教育 −発達段階に応じた9年間の学びの姿を求めて−」。ここでは役職柄、来賓筆頭の立場でいささか緊張。研究協議会・研究発表会開催のお祝いの言葉を述べる。
飛島学園としての開校は本年度であるが、小中一貫教育の第一歩は平成17年度にあるという。やはり6年もの積み重ねがあってこそ、こうした小中一貫教育の仕組み(9年間を見通した「4・3・2年制」の区分による系統的・計画的な教育活動)が出来上がったのだと改めて感心。
小中一貫教育であれば、小学校での教科担任制、小中職員でのTT授業など多様な学習形態が可能になるとは誰もが思うが、それを具現化する案作りだけでも、どれほど大変なことか。初等部(1〜4年生)の授業は45分、中・高等部(5〜9年生)の授業は50分。施設一体型だけに、この5分のずれは、様々な取組を考える上で影響することも予想できる。想像を超える大変さがあったに違いない。
小中教師の学び合い・高め合いによって生まれてきた実に多彩な授業プログラムと授業形態、その中でごく自然にかかわりあい学び合っている子どもたちの姿を見ることができた。OJTこそ真の研修だと言われるが、日常的にオープンな学校づくり(経営)がなされているからこそ、教師たちが学び合い、この状況が生まれてきているのだと思えた。良い勉強をさせていただけた。
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恒例になりつつある異業種交流会に参加。超特別ゲストもあって、いつも以上に盛り上がり。駅前開発のアイディアには僕は大賛成。今日もよい刺激をいただいた。
2009年11月12日(木) 第一次評定者として 2008年11月12日(水) スクールカウンセラー連絡協議会(愛日地区) 2007年11月12日(月) 身震いするほどの責任を感じる 2006年11月12日(日) 日本一簡単なITセミナー 2005年11月12日(土) 教師力アップセミナー>角田明先生 2004年11月12日(金) 富木島中へ指導へ 2003年11月12日(水) 書類作成に追われた1日
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