三楽の仕事日記
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2012年10月08日(月) |
野口芳宏先生と会い元気をもらう |
昨日のコーディネーター役としての疲れをブッ飛ばしてもらおうと教師力アップセミナーの会場の大口中学校へ出かける。講師は11年連続講師の野口芳宏先生。
第1講義は国語の模擬授業。セミナー会場の素晴らしさを感嘆されながら「こういう施設で子どもがよくなるといいですけどね」とのっけから野口節。恵まれている今の子どもたちと私たちの時代の学力とはそれほど違わないと思うのだけどね、と付け加え。
国語力はどこでつけたのかという問いから始まり、真の学力がつく国語の授業とするための模擬授業を2時間。
全員参加の原則の授業を貫きながら、学力形成のための要素を具体例&授業で示される。
1 入手・獲得 2 訂正・修正 3 深化・統合 4 上達・進歩 5 反復・定着 6 活用・応用
今日は野口先生の講義内容はもちろんだが、話術をしっかり学ぼうと集中して記録。「向上的変容」「公的話法」などの野口語を形成する短縮語と、その直前、直後に示される、瞬時に映像が浮かぶ、時にウィットにとんだ具体例。これが大きな特徴と気づく。自分の話術を鍛えるための目標を与えていただいたような気持ちになる。
昼食時にはフォーラム書籍の相談。指導をいただき迷いがなくなる。
午後は道徳の実践発表、そして野口先生からはそれへのコメント。すぐに野口ワールド!二つ目の講義は「皇室」。日本人が日本のことをいかに知っていないかと深く自覚させられる講義。
自宅へ戻られる野口先生のため、早めの設定された懇親会にも参加。隣席でたっぷりお話をお聞きする。自分のお金と時間をつくってきてくれる1級の先生方の前で、今でも話ができる喜び。だからこのように元気でいられるのだよ、と何度も。76歳、今でも年間120回ほどの講演をこなされるという。
もっとお話をお聞きしたいと思いながらのお別れ。野口先生は「本当の師とは、すぐにでもまた会いたいと思う人だよ」と言われたことがあったが、まさに僕にとっては野口先生はその人。
帰宅。なんと山中伸弥教授がノーベル賞受賞のニュース。4日前にお話をお聞きしたばかりの方。校長会広報の原稿にノーベル賞受賞を記載しようと再び手をいれて送付。学校HPにも掲載。タイミングよく話を聞くことができた喜びも大きい。僕は本当についている。
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