三楽の仕事日記
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2011年11月13日(日) |
野村克也さんの解説を聞きながら |
今日も中日が勝った。一時期、落合監督に似ている(性格ではなく顔です)と言われた時期があって、落合率いる中日には、なんとなく近しさの情を持っている。その中日が日本シリーズ二連勝である。久しぶりにTVで全イニング見てしまった。
話題は解説の野村克也元監督に移る。全イニング見てしまったのは、野村さんの解説に魅力があるからだ。得心がいく予想と分析が続くからだ。戦略野球の面白さや奥深さがよく伝わってくる。
ふと思ったことは、授業ライブ中継。実際のシーンをもとに、授業の面白さや奥深さをはじめ、児童生徒の見取り方、教師の行動予想、分析などが語られるような番組を、どこかの放送局が作ってくれないだろうか、ということ。
そして思い出したのは「授業カラオケを作ったらいい」というアイデア。もっとも、このアイデアを話した時は(本人はけっこう真剣だったけれど)、冗談だと受け取られてしまったけれど(笑)。
例えば、授業カラオケは、1時間中、説明型の授業をしている教師に体験してもらう。 授業カラオケで子どもの意見をもとに授業を進めることの楽しさや面白さ、そして授業の奥深さを味わってもらうというものだ。
例えば「A-11」などとプログラムを選ぶと、「中学1年数学、平面図形の導入の時間」などというタイトルが流れて、生徒がちゃんと座って授業開始を待っている映像が流れる。
授業が開始され、教師の発問がテロップ(せりふ)で流れる。 「いいかい、ノートの真ん中あたりにね、点を1つ打って、それを点Aとしてごらん」 カラオケだから、教師はそのままマイクで読み上げる。 すると映像は、教師の指示通りに活動する生徒たちとなる。 「点Aを通る線を好きなだけ描いてごらん」 教師はそのまま読み上げる。 すると、生徒たちが「先生、好きなだけって、どれだけでもいいの」「線って、どの線でもいいの」などと発言している映像が流れる。 「なるほど、いいこと聞くね」 セリフを読み上げると、 時には「生徒の発言をまず受け入れることが大切です」と解説テロップが入る。
「先生は次にどうしなさいと言うと思う?」 セリフを読み上げると、 「生徒に次を予想させる発問も時には入れるとよいでしょう。授業を生徒と作るのです」と解説が入る。 映像は、生徒の発言「点を二つ打ちなさい」が流れる。 セリフが流れる。 「なるほど。(体の向きを変えて)あなたは?」という動きを指示したセリフもあり。 「A,Bという点を打て」と生徒が発言する映像。 「先生の気持ちがよく分かってくれるねえ、そのとおり。ではあなたが先生になって、みんなに指示してみてください」というせりふ。 「生徒の発言をもとに、他の生徒にまとめて発言させることも、子どもをつなぐ意味で有効です」と解説テロップが入る。
こんなことばかり考えている(逃避行動?)から、今日も原稿は進まず(涙)。
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