三楽の仕事日記
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2011年02月19日(土) 愛される学校づくりフォーラム2011 in 名古屋

 早朝から名古屋ルーセントタワーへ。午前中は「学校広報研究会2011セミナー in 名古屋」に参加。

 基調提案「自ら語る学校を応援する」 豊福晋平(国際大学GLOCOM准教授)
 実践発表「1年で築いた組織的広報の運用体制」 稲垣令子(静岡県浜松市立大平台小学校教諭)
 実践発表「見える! 分かる! だから学校が変わる!」 町田智雄(神奈川県横浜市立本郷台小学校教諭)
 実践発表「学校生活を伝え合う学校子どもブログ交流活動」 辻美早子(愛知県一宮市立瀬部小学校教諭)
 実践発表「夢のある学校作りにホームページは何ができるか」遠藤尊(奈良県斑鳩町立斑鳩小学校教諭)
 パネルディスカッション 〜愛される学校づくりのための学校ホームページ活動〜

というプログラム。自分の学校ホームページについての考えや実践については、拙著「玉置流・学校が元気になるICT活用術」(プラネクサス)に書いたので、ぜひ読んでいただきたい(笑)が、登壇者の思いはよく理解できる。発表者4人の教諭から出てきたのが「校長」「学校経営」という言葉。その立場で学校ホームページに関わり始めた自分なので、言外に何を意味しているかもよく分かる(つもり)。

 教育委員会にいることもあり、一番注目したのは、一宮市教育長・馬場先生のご発言。

 義務教育諸学校を管轄している教育委員会の立場から考えることは、平準化。ごく普通の学校がごく普通にHPを運用できることが大切。そのためにどうしていくのか。個人的な負担を増やさないことを大前提に、一人が1か月に1回、30分間ほど関わることで、どの学校もほぼ毎日更新ができるようになってきた。次はレベルの問題。これには教員の意識改革が必要。いわばホームページは内部公開。教師の学校経営参画意識を持たせる上で、HPは核になる。
 
 至極ごもっともなご意見。セミナー全体を振り返ってみると、最初の実践発表者である稲垣先生が、セミナー全体の雰囲気を決めた。地についた実践を本音で語られた。HPに疎い人も、長けた人も、聴く価値があるセミナーに参加しているという実感を得たに違いない。

 休憩をはさんで、「愛される学校づくりフォーラム2011 in 名古屋」。ちょっとした思いつきで始めた愛される学校づくり研究会。できたら発表会も開催したいという夢が実現した日。学校関係者ではない、いわば保護者の立場の方から賞賛されたことがなりよりうれしい。パネリストの提案に対して、ここは突っ込んでおきたいということをストレートに聞けたことでは大満足。まとまりという点ではどうだったかは、いささか心配。皆さんはどう思われたのだろうか。

 詳細については、近日中に研究会ホームページに掲載するので、ここでは書かないが、すでに仲間が会の様子をここに発信していている。まずはこちらをご覧いただきたい。

 津市立倭小学校長 中林先生ブログ
 新城市教育委員会学校教育課長 小西先生ブログ
 一宮市立黒田小学校長 平林先生学校ブログ

 一つだけ、事実を。常に本音の中林校長に心配していただいた。「大学の先生にあのような失礼なことを言って、これからの人間関係は大丈夫ですか」と。何を言ったかは、中林先生のブログでご確認を。あのあと、中林先生はもっと失礼なことを大学の先生に言っておられたと思ったけど(笑)。

 いつものことだが、企画運営に関わった会が終わると、なんとも落ち着かない気持ちになる。何時まで眠ることができなかったことだろうか。しばらくは、皆様にご迷惑をおかけしないよう大人しくしております。


2010年02月19日(金) 平成21年度学校マネジメント支援推進協議会に参加
2009年02月19日(木) ちょっとした「?」の蓄積
2008年02月19日(火) 今年度最終の学校教育担当者会
2007年02月19日(月) 新しい学校づくりプレゼン
2006年02月19日(日) IT活用指導力検討会議
2005年02月19日(土) 板倉聖宣セミナー
2004年02月19日(木) 来年の現職教育決まる
2003年02月19日(水) 振り替え休日