NHKにて、「そこをなんとか」顔合わせ。
そこなんのロゴの「な」の○は、ひまわりの弁護士バッジ。
4月から脚本開発にかかりっきりで、完成台本が1話ずつ刷られるたびに、達成感を重ねてきたのだけど、顔合わせまで来ると、「ここまで来た!」という気持ちになる。
ドラマの顔合わせは結団式のようなもので、このメンバーでいい作品を作り上げよう、というエネルギーが満ちていて、毎度楽しい。出演者、スタッフ、マネージャーさんが大集合するので、今回も軽く百人越え。
わたしは「この作品に関わって、裁判のニュースがよくわかるようになった。理解できていなかった用語に焦点が当たるようになった感じ。このドラマを見て、法律や裁判になじんでおけば、訴えたり訴えられたりしたときもあわてずにすむと宣伝します」と挨拶。
ヒロイン楽子役に本仮屋ユイカさん、ボス弁菅原耕太郎役に大友康平さん、アニ弁東海林弘明役に市川猿之助さん(新橋演舞場出演中)、事務員久保田亜紀役にMEGUMIさん、東海林の元彼女で修習同期の弁護士・中道志織役に井上和香さん(ビターシュガーのつじふさえ〜)、中道の後輩弁護士で楽子の修習同期の赤星光貴に五十嵐隼士さん。
皆さん、役に合わせて髪を切ったりパーマかけたり。着々と役作りができていて、いよいよだなあとワクワクする。
顔合わせのあと、一話の本読み。一話ゲストがこれまた豪華で、あの役をこの方がやってくださるんだ、と感激のキャスティング。遺産をめぐって法廷で喧嘩する兄弟には、姿もよく似たあのお方とあのお方。白熱の裁判シーンに、スタッフからは思わず拍手。本番収録ではどこまで熱くなるのやら。
撮影は今週末から。スタジオセットが建つのを見て、おお〜っ。役者さんが衣装を着けて台詞をしゃべるのを見て、おお〜っ。編集でつながったのを見て、おお〜っ。オンエアの反響を見て、おお〜っ。お楽しみはまだまだこれから。