ご飯もパンもないとき、ささっと作れる朝食が、パンケーキ。今朝は薄くスライスしたバナナを混ぜて、バナナパンケーキに。
材料は、小麦粉100gに牛乳140ccに卵1個。砂糖は入れなくてもバナナの甘みで十分。
この「粉100g対牛乳140cc」は「てっぱん」のお好み焼きの応用。小麦粉100gに水140ccのバランスで作ると、固すぎず、ゆるすぎず、ちょうどいいやわらかさに。
加えて、「粉と水分を混ぜたら冷蔵庫で寝かす」のが、ふんわり焼き上げるコツ。料理監修のオカズデザインさんにお話を聞きに行ったときに「そうすると、グルテンが『自由』になるんです」と話されたのが印象に残っている。
それ以来、たねを冷蔵庫で寝かせると、自由に飛び回るグルテン君なる妖精めいたものを想像してしまう。
お好み焼きのときは、「切ったキャベツを冷蔵庫に入れて水分を飛ばす」というコツも、お好み焼き監修の佐竹佐知子先生から教わった。これまたお好み焼きの仕上がりがぐんと良くなるので、おためしあれ。