JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆実は、ものすごい「富士山周辺マニア」です。 書いた途端、なんですが、マニアというと語弊がある。マニアならば、この近辺の観光スポットやら ◆当時から談合坂サービスエリアにはしばしば寄りましたが。 独りで走るだけといっても、トイレ休憩とか、ちょっと食事するぐらいのことはします。 ◆今、夏休みなのでちょっと行ってきましたが、談合坂は「合理化し過ぎ」です。 今、ちょっと時期を外した夏休みの最中で金曜日から土曜日までたったの1泊ですが、 2011年11月25日に、中央自動車道初の複合商業施設EXPASAである「EXPASA談合坂(下り)」となった そうです。 施設自体は新しいのですが、多分あまりにも企業側から見た人件費節約の為の「合理化」を追究した結果、 客に取っては使い難い場所になりました。要するに昔の感覚で言うと、食事をするところが全て昔で言う所の 「軽食コーナー」になってしまい「レストラン」がないのです。 ズラリと並んだ店で好きなものを注文するのですが、出来たら呼ぶからといって、今風ポケットベルのようなものを渡される。 家族がそれぞれ別のものを食べたがったら、子供とかいたら大変です。 今の様に空いている時期ですら、やや、戸惑うのですから、一番混む夏休みの時期など、 何しろ、全ての客がお盆に料理を乗せて自分の席まで持ち帰るのですが、大抵の人は自分のことしか考えて無くて、 客同士が衝突してしまって、他人の頭からカレーライスをぶっかけてしまったとか、挙げ句に「お前が悪い」で喧嘩になったり、 足許のおぼつかないお年寄りが、途中で転んで、食べ物を床にぶちまけた、など、阿鼻叫喚の地獄になるのではないか、 と容易に想像できます。 これは、「過度の合理化がもたらす不合理」です。 企業側にとっては、今まで人(ウェイター、ウェイトレス、レジ係)が提供していたサービスを客自身にやらせることにより 人件費を節約できますから「合理化」でしょうが、客にとっては却って不便ですし、あまりにも経費を節減するために例えば カレーを注文するとあたかも小学校の給食のお盆と食器みたいなのに、カレーを盛りつけ、なんとスプーンはプラスティックです。 食事後、食器を返却口まで持って行くことまで客にやらせておいて、おカネは今までと変わらないぐらい取るのです。 前述の通り、若い人とか、子供さんが幼くて、レストランでは騒ぎすぎてハタ迷惑になる、というような若い家族はいいでしょうが、 高速道路のサービスエリアはお年寄りも利用するのですから、あれでは、なんのことか分からないと思います。 「普通の」レストランというか、あそこは確か日本食堂でしたが、とにかく昔ながらの「食堂方式」を完全に無くしたのは どうか、と思います。 ◆過度の合理化(機械化)の弊害は、高速道路のサービスエリアに限った話ではありません。 最近、IT技術の進歩にともない、あまりにも急激に「人を減らし、機械を使って客自身に手続きをさせる」トレンドがあらゆる商売に出ていて 「首都高、歩行者通行禁止」 という、当たり前過ぎて、何故、そのような注意を喚起するのか不思議な文字が現れるのは、 そのような背景があるからだそうです。料金所に昔のように料金徴収の係員がいれば、人や自転車が高速道路に 立ち入ろうとしたら、絶対阻止する、或いは、阻止しようとするでしょうが、全部を機械に任せるからこういう新たな問題が起きる。 機械では、決して人の代わりにならないことが、まだまだ沢山ある、ということでしょう。 今更全て機械を無くして、原始的な方式に逆行もできないでしょうが、少なくとも 「全てを機械にやらせる」のは、よく考えないと問題の方が多い。客商売としてお客に失礼です。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年09月06日(木) メディアの方、「WHOによる自殺予防の手引き」の「マス・メディアへの手引き」を読んだことがないのではありませんか?
JIRO
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