JIROの独断的日記
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私たち日本人は、概してアメリカが好きだが、一度、確認しておくべき事がある。 周知のとおり、白人がヨーロッパから移住する以前に所謂「アメリカインディアン」と呼ばれる先住民族がすでに、暮らしを営んでいた。白人は其処にどのようにして自分たちの領地を確保したのか? 殺したのである。アメリカと云う国は大量のアメリカ・インディアンの虐殺の上に成り立っている。1620年、メイフラワー号に乗ってやってきた連中はインディアンを「悪魔の代理人」としかみなさず、1622年、インディアンの一族、マサチューセッツ族の族長4人を宴会に招待するといって騙し、友好的に訪れたこれら4人をナイフで切り刻んで殺した。そして、彼らの首を某に突き刺して、プリマス砦の上になんと20年も晒したのである。 このような蛮行はその後も繰り返された。中でも、1864年11月の「シビングトンの虐殺」の残虐さは人間のやる事とは思えないほどである。逃げ惑う女性を大勢で追いかけてレイプし、ナイフでその身体を切り刻む者もいた。また、妊婦の腹を切り裂き胎児を引きずり出す者もいた。子供の頭を棍棒で叩き割る者もいた。シビングトンとはこのときの合衆国陸軍の大佐の名前である。 アメリカは無実のインディアンを大量に、言語に絶するほどの残虐な方法で殺したところから、その歴史が始まっているのである。アフガニスタンやイラクをしきりに攻撃したがるブッシュ達には、こういう「人殺しの遺伝子」が受け継がれているのではないかと思えてならない。
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