JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆いくら視聴率が欲しいといっても、基本的なマナーから外れては困ります。 テレビを何となくつけていると、何だか、何が「芸」だか分からない、所謂「バレエティー番組」に出ること自体が仕事 原則的に、他人の身体に関することを口にするものではない。 という、暗黙の了解が、本来、日本人の社会には存在します。 背が高い(低い)ですね。太って(痩せて)ますね。太り(痩せ)ましたね。色が黒い(白い)ですね。 髪が長い(短い)ですね。目が大きい(小さい)ですね。等々。キリがありませんが、一見、悪意がなくても、 本人は、他人から想像もつかないことを気にしている事がしばしばあります。無かったとしても、とにかく他人の体のことは 話題に挙げるのは失礼です。 原則的に、とかきましたが、例外は何かというと、他人が体調が悪そうで顔色が真っ青だ、というような場合は、これは例外で むしろ逆に、そのことに気がつかないフリをする方が不親切です。しかし、これはあくまでも例外的な場合です。 バラエティー番組を見ていて気になること、とは、このタブーを平気で無視していることです。 誰が美人で、誰がブスで、誰が顔が大きいとか、とにかく、あんなことを大人が口にするから子供が真似をするのです。 視聴率なんか知ったことではありません。数字を取るためだろうが、何だろうが、言ってはいけないことはいけないのです。 ◆何ヶ月か前に「NHKアーカイブズ」で伊東四朗さんが言っていたこと。 NHKアーカイブズといのは、NHKが所有する、過去の膨大な映像、つまり過去の番組から、 ヤバい。 という、あまりにも誰でも使うようになってしまった言葉でした。自分はどうしても気になる、と。 伊東さんは、「百歩譲って、男の俳優さんとかタレントが口にするのは黙認するが、 最近、女性があまりにも、日常的に「ヤバい」を口にするけど、あれは、本来犯罪者の言葉なのだから まっとうなカタギが口にするべきではない。と。 至極まともなご意見です。 アナウンサー、役者、タレントその他、不特定多数の前で話す人々には、 正しく、美しい日本語を話す、又は話せるように勉める義務がある、と思います。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年06月18日(月) 体調が良くないので、更新休みます。
JIRO
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