JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆私のブログには「日本人の褒め下手」という「カテゴリ」があります。 ウェブ日記エンピツにはありませんが、ブログでは記事をカテゴリに分類します。 ◆「ありがとう」といわれて怒るバカはいない。 この言葉、 「ありがとう」といわれて怒るバカはいない。 は29年前に私が今の会社に入社して、最初の1ヶ月は泊まり込みの新入社員研修があるのです。 クラス分けされて、中堅社員から講師として選ばれた人が、それぞれのクラスの「担任」になるのですが、 私のクラスの担任の「先生」のものです。 「先生」の思想は徹底していました。後に先生が本店の部長になった部署へいったら、 その部の人は相手が身内、つまり同じ会社の社員であっても、訪れた人には「いらっしゃいませ」、 帰るときには「ありがとうございました」を励行するように「先生」から厳命されてました。 「先生」にしてみれば、身内にありがとうございましたといったっていいじゃないか。 会社なんてのは所詮人間関係だ。他所の部からやってきた人にいらっしゃいませ、ありがとうございました といって、嫌がられることは、絶対にない。「感じの良い部だ」と思われていた方がいいに決まってる。 全くその通りです。 社会一般でも同じことです。大抵の人は自分が客なら 「ありがとうございました」とは言わないでしょうが、それを敢えて至る所で実行するのです。 駅の売店のおばさん、コンビニの店員さん。宅配便を届けてくれる人、 会社の入口の警備員さん、清掃会社の人、タクシーの運転士さん、立ち食い蕎麦の従業員さん。 観察すると明らかですが、99%の日本人は、これらの場面で、ブスッとしたままです。 それだけに、ありがとうございます、といわれれば嬉しいのです。 誰だって嬉しい気持ちにしてくれた相手に悪意はもちません。 そういうことをずっと続けていて、悪いことはないのです。 日本のとくに都会の人々がカリカリしてるのは「ありがとう」が不足しているからだ と思います。 狭義の「日本人の褒め下手」から少し逸れていますが、謝意を表するのは相手の行為・態度を 評価しているからこそ、出来るのであり、他人を嬉しい気持ちにする 作用において、相通ずるものがある、と思い、書きました。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2012年03月22日(木) 福島原発4号機の使用済み核燃料プールが壊れたら、(東京も含めて)「おしまいです」(小出助教)
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