JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:五輪メダリストら招き茶会=皇居(時事通信 10月15日(月)19時40分配信) 天皇、皇后両陛下は15日、ロンドン五輪のメダリストや入賞選手ら188人を皇居・宮殿に招き、茶会を開かれた。 ◆コメント:天皇陛下のおっしゃる通りであります。 最近、インターネット上で、 ロンドン五輪関連の番組、もういい加減にして欲しい。 とおっしゃる方がいました。 Twitterだったので、文脈の前後が分かりませんので何とも難しいのですが、 善意的に解釈すれば、「五輪選手をアスリートの本分とは別のバラエティー番組に 視聴率稼ぎを目的に引っ張り出すべきではない」という意味だと思います。 それならば、私も同感ですが、恣意的に解釈して、 ロンドン五輪の話は、もうたくさん。 という意味だと仮定するならば、私は、そうは思いません。 ロンドン五輪が終わったのが8月12日。僅か2ヶ月前です。そして、日付が変わっていますが、 10月15日の8週間前、8月20日(月)銀座中央通りを、メダリストたちが、銀座一丁目から七丁目までの わずか1キロをパレードするときに、沿道には、なんと50万人もの日本人が駆けつけました。あの炎天下に。 これは、何故かと言うと、皆、本当に嬉しく、選手達に感謝していたからだと思います。 東日本大震災以降、日本には「良い事」は少なくて、気が滅入るような出来事が続きました。 そのように、皆が「参っ」ていたとき、五輪アスリートは史上最多メダルを獲得するなど、 見ている私達(普段はスポーツに全くと言っていいほど関心がないわたしですら)に、大きな感激を与えてくれました。 体操の内村航平選手は、NHKのインタビューに答えて、 自分が金メダルを獲ったことは嬉しいが、それよりも、自分が勝つことによって周囲の人が喜んでくれたり元気になってくれた という趣旨の話をしていました。 天皇陛下と内村選手がおっしゃるとおり、我々は確かに、五輪アスリート達から「元気」という「気」をもらいました。 日本人は、心から喜びたかった、喜ぶことに飢えていた、と言ってもいいでしょう。その期待に応えてくれたのが五輪の 選手達です。 今更言うまでもありませんが、日本人は悪いことも良いこともすぐに忘れすぎるのです。 元気をもらったということは、我々は選手達に感謝すべきで、その気持ちをたかだか2ヶ月で忘れていいとは 到底思えません。この慶びは、私達はいつまでも覚えているべきだとおもいます。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年10月15日(土) 【音楽】絶対に楽しいピアノ曲集 小山実稚恵さん
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