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2003年10月15日(水) |
「イラク復興支援へ15億ドル資金供与を正式発表」←そんなことをするぐらいなら、初めからイラク戦争に反対すべきだろう。 |
◆記事:イラク復興支援へ15億ドル資金供与を正式発表
福田康夫官房長官は15日午後の記者会見で、イラクの復興支援に向けた資金を向こう1年間で総額15億ドル拠出すると正式発表した。「イラクが平和な民主的国家として再建されることは、イラク国民、中東地域、国際社会の平和と安定にとって極めて重要。石油資源の9割近くを中東地域に依存する我が国の国益に直結している」と説明した。
資金使途の主な内訳は、電力に5億ドル、水・衛生・保健に5億ドル、教育に1億ドル。15億ドルは「とりあえず1年間の額。マドリードの(復興支援国)会議で(追加支援額を)決めなければならないだろう」との見通しを示した。17日のブッシュ米大統領の来日とは「偶然の一致に近い」としている。
◆所感:日本政府の知能を疑う。復興支援などよりも戦争阻止に尽力すべきだった。
あきれてものが言えない、とは正にこのことである。
アメリカがイラクに戦争を仕掛けるというときに、日本政府は、アメリカが戦争正当化事由とした、大量破壊兵器の存在を自ら確認する事も無いまま支持した。戦争でイラクは焼け野原になった。戦争に賛成しておきながら、今度は、そのイラクの復興に金を出すという。しかも、15億ドルという大金は我々国民が汗水流して働いて納めた税金から拠出されるというのに、国民に何の相談もない、とは、どういう気か?
バカか?
戦争で破壊された国に資金を供与するぐらいならば、最初から戦争を防ぐことに全力を傾注すべきだった。小学生でも分かる事である。主体性の無い人間が国の最高責任者になると、こういう茶番劇を演じなければならない。日本は後世の歴史家から笑いものになるだろう。
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