JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:国際地学五輪、横浜の高3・中里さんが金メダル(読売新聞 10月14日(日)10時10分配信) 文部科学省は13日、アルゼンチンで開かれた国際地学五輪に参加した日本代表の成績を発表した。 ◆コメント:ノーベル賞は一面、スポーツの金メダルは一面ですが「勉強五輪」は毎年社会面のベタ記事です。 まず、金メダルを獲得した、中里さん、そして銀メダルを獲得した高校生諸君にお祝いを申しあげます。 国際地学五輪、メダル獲得、おめでとうございます。 毎年、高校生による国際科学五輪(数学、物理学、生物学、化学、地学など)が行われており、 毎年、日本人の高校生はメダルを受賞しているのに、新聞各紙はこれを、社会面のベタ記事でしか取り上げないのです。 ノーベル賞の山中先生がトップ記事になるのも、ロンドンオリンピックでの活躍がトップ記事になることにも なんあ、異存はないが、高校生の「勉強五輪」の「金メダル獲得」の扱いが小さすぎる、ということを 私は何度書いたか分かりません。 今年だけでも、 2012.08.01 「日本代表が「金」2「銀」2…国際化学五輪」←何度も同じ事を書きますが・・・。 すでに3回書きました。 昨年も一昨年も書きました。 2011.09.20 「<地学五輪>日本代表の高校生4人全員メダル 渡辺さんは金」←毎年書くが何故「勉強五輪」金メダルはベタ記事なのか。 キリがないので、この辺で止めますが、私は2007年から毎年、 この、高校生による国際科学五輪について書いているのですが、その度に、 科学五輪があったことを、初めて知りました。 という趣旨のコメントを頂きます。それはそうだろうと思います。 僭越ながら、弊ブログには、かなり多くのご常連の読者の方がおられて、 勿論、大変有難いのですが、マス・メディアに比べれば、情報伝達力(というか「伝播力」とでもいいましょうか)は くらべものになりません。マス・メデイアが大きく取り上げないと、情報は世の中に広く伝わらないのです。 私が主張したいことは、毎年同じです。 「勉強しない若者が増えている」と嘆かれている日本で、毎年、 「勉強の五輪でメダルを獲得している若者がい」る、ということは大切なことです。 ノーベル賞が科学の「目的」ではありませんが、ノーベル賞として讃えられるほどの偉業を、 山中先生ほか、今まで多くの科学者が成し遂げてこられました。 今の高校生の中にも、将来、偉大な人類への貢献をするような、人物がいるかもしれません。 人をやる気にさせるためには、褒めなければだめです。特に、勉強の目的が科学五輪金メダルではないとしても、 このような「めでたい」ときには、「褒めてやらねばひとは動かじ」(山本五十六)ではないでしょうか。 褒められて嬉しくない人、やる気が無くなる人はいない、と思います。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年10月14日(金) 極端に寝不足なので、更新は止めておきます。
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