JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆あまりにも毎日の出来事に翻弄されるときは、ちょっと離れて歴史上の大人物を振り返ります。 大飯原発再稼働の作業が始まったとか、政局がどうだとか、日々の国内外のニュースを注視することは 日本人は何を考えてきたのか 7月1日 第5回 東と西をつなぐ 〜内村鑑三と新渡戸稲造〜 日本人は何を考えてきたのか を見ました。再放送予定が 7月8日 日曜日 午前0時50分〜2時20分だそうです。 よろしければご覧になることをすすめます。 新渡戸稲造先生は、最新の樋口一葉の前の五千円札に肖像が印刷されていたあの方です。 こういう、偉人というか知的巨人を見て心が洗われたような気分になるのは、 志が気宇壮大(きうそうだい)だからだと想います。 逆の言い方をすると、最近のニュースを見ていて何故政治家にイライラするかというと、 「私欲」(党利党略もその一種だと思います)が露骨だからです。 つまり、「国民の生活を豊かに」とか口先では、キレイゴトを並べますが、 本当は、「自分が得をしたい」という人達が国を動かしている、という状況が 国民のやる気を削いでいます。 ◆無私である、ということ。 私欲のかたまりのような人達が、国民のことを心配するフリをしている。 太平洋の架け橋になりたいと思います。 という、とてつもない「大志」を抱き、実際、それを実行してしまったというところ。 人間の器の大きさに感動します。 ◆「すさまじい」語学力。 つまり、日米を繋ぐ役割を果たしたい、と。 Bushido: The Soul of Japan ですが、思索の深さとそれを、なんと英語で表現する語学力。これ、英語が原書ですが、 今の私たち、辞書を引きながらヒーヒー言って、やっと読めるような高度な英語です。 ネイティブの英語学の専門家が「外国人でよくそここまで」と驚嘆した、と言われてます。 グーテンベルクでBUSHIDOありますから、見て下さい。 こんなの100年も前に英語で書いた日本人がいるわけです。 言うまでも無く、パソコンもテレビ・ラジオの英語講座も、カセットテープやDVDの音声教材も何も無い。 それでも、これほどの語学力を身につけたのは新渡戸博士だけじゃないですから、今の我々は下手の言い訳ができません。 努力が足りないだけなのですね。 まあ、皆が新渡戸先生ほどの超人的努力が可能かどうかは別として、 とてつもない日本人がいたことは、知っておいて良いと思います。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2011年07月01日(金) 「<節電>制限初日、東電管内15%減クリア 東北電は21%」←大人しい国民ですねえ。
JIRO
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