JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:御前崎市議選 あす告示 浜岡原発問題争点に (毎日新聞 2012年04月07日 地方版) 任期満了に伴う御前崎市長、市議選は8日告示される。 ◆コメント:深く考えるまでもない。 浜岡原発がある、静岡県御前崎市長選は8日に告示されたが、 巨大地震が原発を襲うとき − 廃絶すべき浜岡原発 −2008年10月26日(日) 京都大学・原子炉実験所 小出 裕章 小出先生は、1970年10月23日、女川原発建設反対集会に出席してから、 原発は建てるべきではない、との結論に達して、40年間反対し続けていたのに、 私は、誠に迂闊に全然関心を持たなかった。その点では、偉そうなことは言えない。 それは認める。不明を恥じるとしか言いようがない。 しかし、今、正しい考え方を知った以上、遅ればせながら小出先生を支持しない理由がない。 浜岡原発は運転を再開するのは、問題外。 水野候補は「任期中の再稼働には同意しない」というが、意味がない。 繰り返すが浜岡に限らず、原発の原子炉に核燃料がある以上、運転を停止していても危険である。 運転停止中だが、浜岡原発は東海地震の予想震源域のど真ん中に建っている。 もし、原発直下が震源で、マグニチュード9クラス(1,000年に一度の大地震が実際に昨年起きたのだから、 もう一度起きるかも知れない、と考えるのが「危機管理」上、正しい想定であろう)の地震が発生し、 物凄い衝撃で真下から突き上げられ、圧力容器が壊れ、外部電源が消失し、核燃料の冷却が不可能になったら、 崩壊熱によって、核燃料はメルトダウンを起こし、要するに、今の福島第1のように、 環境に大量の放射性物質を撒き散らし、それは東京にも飛んでくる。 首都東京には、既に福島第一から飛散した放射性物質が堆積している。 もう一つ、同じようなことが起きたら、どうしようもない。 浜岡原発は「様子を見て、どうするか決める」という問題ではなくて、 問答無用で、今すぐにでも廃炉計画の立案を開始するべきだ。 浜岡のみならず、日本中、福島以外の53基すべてを一刻も早く(といっても、最短20年を要するが)廃炉にする ことに、国家としては全力を傾注するべきなのに、新聞は国民新党の仲間割れなどというどうでも良いことを 報道している。 消費税をどうするか、総選挙をどうするか、という議論は「人間が居住可能な日本国」が存続することを前提としており、 今や、その大前提そのものが崩れるかも知れないという、大問題を皆が意識的・無意識的に無視しようとしている。 日本が無くなるかも知れない、などというあまりにも恐ろしいことを考えたくないのは、誰しも同じだが、 現実なのだから、考えなくてはいけない。 御前崎市長選では、ただ一人「廃炉」を主張する、 村松晴久氏以外の選択はあり得ない、と思料する。 他の政治的力量については全く分からないが、こと今回に関しては原発に関する主張だけで 選択して、構わない。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年04月08日(木) 「介護福祉士国試、合格者7万人超で過去最高―2回連続減から一転」←「介護」「福祉」は一見美しいが、地獄だからね?
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