JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆「大阪クラシック」を教えて下さった方のコメント。 昨日、大フィルの「大阪クラシック」を教えて下さった、 お久しぶりです。以前大阪に住んでいたので、こうしたニュースには敏感です。 全く同感である。 しかし、大阪クラシックを聞ける大阪の人々は、これがどれほど有難いことか、 分かっているのだろうか? 地方にお住まいの方から、よく、 東京には、オーケストラが沢山あるし、外来公演も多い。室内楽や、リサイタルなども数え切れない。良いですね。 と言われるが、実はそう簡単では無い。オーケストラ・コンサートの会場となるホールは、随分増えたが、 私の個人的な話をすると、どれもこれも、「よくぞ、これほど行き難い所にばかり、建ててくれました」という場所にあるし、 まして、18時半開場、19時開演に間に合わせるのは、平日は不可能であることが多い。 take-5さんのコメントから抜萃させて頂くが、 「コンサート・ホールに普段行けない人達に音楽を」という趣旨で、一週間かけて飲食店・企業のロビー・駅・弁護士会館・市役所などで計60公演以上のコンサートを行うのです。 これは、正直、心底羨ましい。東京には、日本オーケストラ連盟の正会員が8団体、準会員が2団体あるが、 「大阪クラシック」に相当する催しは、存在しない。 東京は恵まれているように見えるだろうが、コンサート、リサイタルは無数に行われているにも関わらず 行けない、というのは、却って辛いものだ。 大阪の人々はオーケストラが自分達の所に来てくれるという。 どれほど恵まれているか、多分分かっていないのではないか、と思う。 ◆「星空コンサート」 「大阪クラシック」だけでも羨ましいが、take-5さんのお話では、 大フィルのボランティア活動としてもう一つ挙げるべきは、毎年4月下旬に行う「星空コンサート」ですかね。 これは、ベルリン・フィルのヴァルトビューネによく似ている。 日本でこのようなことが行われているのを、私は知らなかった。 メディアが取りあげたのを見たことがない(東京で、少なくとも私は)。kg 映像があった。2つほど貼ろう。 神崎悠実さんのソロで、チゴイネル・ワイゼン。 大阪フィル星空コンサート2006 9-5 見事ですね。 もう一つ、そもそも「星空コンサート」を提案した音楽監督、大植英次氏のコメントと 後半は、バーンスタイン、「キャンディード」序曲。 大阪フィル星空コンサート2006 9-1 人間、勝手なもので、有難いことでも、毎年普通に行われていると、その有り難さが 分からなくなるのだろう。 星空コンサートを楽しんだ聴衆は1万人だそうだ。今までの延べ人数は 大変な数だろうに、大阪府知事や大阪市長が大フィルへの補助金をカットしたり、 減らしても誰も何も言わなかったのであろうか。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2010年12月12日(日) 「小沢、鳩山、輿石氏が会談=国会招致問題で岡田氏けん制」←民主党内部の話は「政治」じゃないだろう。
JIRO
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