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2011年08月20日(土) |
怠惰こそ、我が本質。 |
◆今、夏休みの最中なのです。
年に一度の連続休暇の最中です。
規定により、5営業日連続して休まなければならないのです。
月曜から金曜までの5営業日を休みにすると、土曜日から翌週の日曜日まで、
九日間休めます。休みの長さだけを考えるとそれが一番得ですが、私は、
17日(水)から23日(火)までを選びました。
休み明けが月曜日だと、その前日の日曜日の夜に極度の抑うつ状態になるからです。
火曜日まで休みならば、水曜から休み明けで、3日間勤めれば、また休めます。
◆自分は、骨の髄から怠惰な人間であることを改めて認識しました。
普段、私は、勤め先で勤務時間中、私語を交わすことがありません。
昼食は3分から5分で終わらせ、休憩は、約5分間のタバコ休憩を二回とるだけです。
だから、傍目には「仕事熱心な奴」に見えるようですが、それはとんでもない誤解です。
私が何故、そのような行動を取るかというと、本質がこれ以上考えられないほど怠惰だからです。
本当は、仕事とか会社とか嫌で仕方が無い。勤め人になって二八年目。
先日日数を計算したら、8月18日でちょうど10,000日でした。
いくら長く勤めても、仕事が面白いとか楽しいとかいうことは決してありません。
だから、気を緩めたらいくらでもサボってしまうのです。
それを知られないように、半ば強迫的に仕事に没頭しています。
本来の都合の悪い自分を隠そうとする、フロイトの精神分析学で言う所の
自我防衛機構の中の「反動形成」に相当すると思います。
休みになった途端、放っておくと1日中寝ている自分がいます。
これは学生時代の夏休みの状態に酷似しています。
学生の頃もう少し覇気があったら良かったとおもいますが、
夏休みは毎日夜更かしをして、翌日午後というか夕方になって起き出す
気が向いたら、本を読んだり多少音楽を聴いたり、というような、
人間、ここまで怠惰になれるのだな、と自ら感心したほどです。
社会人になって、とりあえず仕事をしないとクビになって、食えませんから
仕方なく働いていますが、私の本来の性質は、究極の怠惰、無気力であることを
この休みで再認識しました。
ロンドン駐在員だった頃、夏休みにヨーロッパのあちこちに旅行しました。
スイスのツェルマットに行った時に、現地の日本人ガイドさんに
「何処か、何か遊ぶところはあるのでしょうか?」と訊ねたら、
「ヨーロッパの人達は、『何もしない』ことを『休み』というのです」
といわれて、あ、それは私の嗜好そのものではないか、と思いました。
今でもヨーロッパを懐かしく感じる理由の一つは、そこにあるのかもしれません。
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