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2011年02月10日(木) |
【音楽・映像】「ダニー・ケイとニューヨークフィルハーモニックのゆうべ。」--4回目です。 |
◆業界でどういう問題があるのか知らんけれど、早くDVD化して欲しいのです。
前回は、昨年8月30日で、まだ5ヶ月しか経っていませんが、
連休前なので、4回目をやります。それにしてもなかなかDVD化されませんね。
うんと若い方は、生まれた時から、音声の記録媒体はCDで、映像のそれはDVDなんでしょうが、
私の年代とか周囲の年代の人達は、非常に無駄なおカネを使っているわけです。
アナログのLPレコードを学生時代に小遣いで、あるいはアルバイトで稼いだおカネで
一枚一枚、一大決心をして集めたのですが、CDが発明され、アナログレコードが廃れたので、
今までアナログレコードで持っていた曲を全てCDで買いなおしているのです。
映像に関しては、音声よりも遅れていたというか、商品が今のDVDほどは無かったと思いますが、
それでもVHSでは簡単に買えた、この「ダニーケイとニューヨーク・フィルハーモニックの夕べ」は、
VHSから、レーザーディスクまでは何とか残りましたが、DVDが発明されて随分経つのに、
一向にDVD化されません。これは日本語字幕スーパー入りで、ダニー・ケイが
何を言っているのか分かると、余計面白いのです。
YouTubeにアップして下さった方には、唯々感謝擦るばかりですが、
実は、これでも大分カットされています。
どうして媒体が変わるとこれほど、時間がかかるのか不思議です。
多分、媒体が変わったから、ということよりも、VHSの映像の権利を持っている企業が
DVDを作れず、他の会社が映像の権利を買おうとするとやたら高くて、商品化しても
採算が取れないとかなんとか、そういうことなのだろうとおもいますが、
音楽産業の人達は自社の利益を重んずるのは当然としても、
これほど楽しい映像は、やや大袈裟に言えば「人類の宝」なのですから、
早くDVD化して、世界中の人が全てを(ノーカットで、という意味です)
楽しめるようにするべきだと思います。
◆ダニー・ケイとこのコンサートの背景については、過去の記事に何度も書きましたので。
ダニー・ケイはとっくに故人で、アメリカのコメディ俳優なのですが、
彼のプロフィールと何故、このようなコンサートが開かれたのか、
に関しては、過去3回の記事をご覧下さい。
2009年01月16日(金) あまりにも楽しいクラシックの映像なので、1人でも多くの方に見て頂きたいのです。(ココログ)
2009年10月10日(土) ダニー・ケイとニューヨークフィルハーモニックのゆうべ。2度目ですが、あまりにも見られていないので。(ココログ)
2010年08月30日(月)【音楽・映像】3度目ですが、「ダニー・ケイとニューヨークフィルハーモニックのゆうべ。」(ココログ)
今回で四度目ですが、アクセス解析を見ると常に一見さんがいらっしゃるので、
まだまだ、御存知無い方が多いと思うのです。
◆ダニー・ケイとニューヨークフィルハーモニックのゆうべ。17のファイルに分かれます。
それでは、早速。
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 1 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 2 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 3 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 4 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 5 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 6 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 7 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 8 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 9 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 10 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 11 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 12 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 13 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 14 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 15 / 17)
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 16 / 17)
ここで、ダニー・ケイの真面目なスピーチがあります。大体、次のようなことを述べています。
私は、実は、以前何処かで話したかも知れないけれども、楽譜が読めません。
しかし、私がどうあれ、私がただ申し上げたいのは、皆さんは今夜、大変素晴らしいことをなさった、ということです。
そしてそれは、誰でも出来ることなのです。皆さんは今夜、ここに集まり、互いに手を差し伸べ、人々と友情を分かち合いました。
皆さんがなさったことにより、ここにいらっしゃる、全ての音楽家、演奏家--
皆さんをを楽しませ、幸せにするため、彼らの人生を音楽に捧げ、エネルギーを、愛を、音楽に注いでいる人々、---は、
いつの日か、楽器を持たなくなる時が来ても、今夜のことを思い出し、安らかな気持ちで人生を送ることが出来るでしょう。
私は申し上げたいのですが、より多くの人々が、今夜、皆さんがなさっているように、互いを愛することができれば、
より美しく、寛容で、素晴らしい、愛すべき世の中が実現するだろう、と思います。(以下略)
素晴らしいスピーチですね。
コンサート中も、コンマスをからかったりしていますが、最終的には、必ず音楽家を立てている。
音楽家を尊敬しているのです。ダニー・ケイは。最後のスピーチを聴いても、それがよく分かります。
とても感動します。
最後は、「星条旗よ永遠なれ」で終わります。
An Evening with Danny Kaye -1981 (part 17 / 17)
早くDVD化して欲しいですなあ。
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