DiaryINDEX|past|will
2004年02月10日(火) |
物事の軽重を考えよ。小泉首相の学歴詐称疑惑と、公約を守らないのとどちらが重大なのだ? |
◆小泉の留学が大した事がないことぐらい、あの英語を聞けばわかるだろう。
妙に、アクセスが増えていると思ったら、「小泉 ロンドン留学」などのキーワードで検索して、私の2月7日の日記がヒットしたらしい。小泉首相がロンドン大学に留学していたが、実際には取得した単位はゼロだった疑惑が生じているとか言う話だが、どうしてそういうときに、みんな、夢中になって検索するのだろうか?
小泉首相が英国に留学していたとしても、本当に、本気で勉強したわけではない事は、あの、ぶつぶつ切れる、流暢さからは程遠い、ものすごく日本人的な英語を聴けば、一瞬にして分かると思うのだが。
◆学歴詐称などより、公約を破ったり、答弁をコロコロかえることに注目せよ
小泉首相の嘘に着目するなら、昔の留学の記録などという下らない事をしらべていないで、今、内閣総理大臣としての彼がしばしば嘘をついている。或いは、答弁を曖昧にしているということこそ、重大である。
数日前に、小泉首相が如何にして嘘をつくかについて、書いたのでお読みいただきたい。世の中の様々な事柄の中で、何が重要なのか見極める能力をSense of proportionという。小泉首相の国会答弁には無頓着なくせに、学歴詐称疑惑などという下らない話題に目の色を変えるのは、Sense of proportionの欠如、というものだ。