JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:<自殺>千葉の中2男子が首つり アンケにいじめ受けている(毎日新聞 11月17日(水)20時59分配信) 千葉県市川市の市立中学2年の男子生徒(14)が自宅で14日に自殺をしていたことが分かった。 ◆コメント:自殺報道が自殺の連鎖を生むかもしれない、と言っているだろう。 先週、 2010年11月09日(火)メディアは、WHO「自殺予防の手引き」の「メディアへの手引き」を読んでいるか。(ココログ) で書いた通りである。WHOによる「自殺予防の手引き」のなかに、 「マスメディアのための手引き」という一節があり、それには、テレビが自殺を報じた場合、10日後までは自殺が増えることを 示す統計がある、ということが書かれている。 また、4年前に中学生のイジメを苦にした自殺が続いたことがあり、私はそれはメディアの報道が 影響しているのではないかと書いた。その1ヶ月後、専門家が同じ事を書いた。 2006年11月15日(水) 「小中学生の自殺連鎖止まらず」←お前ら(マスコミ)がいちいち報道するのも一因だぞ。(ココログ) 実際、記事にかかれているような、個別の自殺に関して、それを日本中の人々が知るメリットと、 報じられない場合のデメリットを比べて考えてみると、報じられないことによるデメリットが大きいとは思えず、 それどころか、下手に自殺を報道することにより、同様の環境にある子供が自殺を実行に移す危険を考えると、 報道することによるデメリット、潜在的な危険の方が大きい。 何度も書くが、メディアはもしかすると、WHOによる「自殺予防の手引き」の存在すら 知らないのではないか、と思えてならない。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年11月17日(火) 「オバマ大統領のお辞儀、米国で物議に」←というほどでもないですが。
JIRO
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