JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆民主党に参院でも過半数を獲らせたら、「公約を破っても良い」というに等しい。 今日は7日7日の七夕であり、全然関係無いが、作曲家グスタフ・マーラー(1860年7月7日 - 1911年5月18日)生誕150年なので、 2010年06月22日(火) 「首相が消費税増税で「政治生命かける」 9党党首討論速報」←昨年の民主党のマニフェストでは「消費税5%維持」 (ココログ) で書いた通り、民主党は昨年の衆議院選挙の際のマニフェストには「消費税は5パーセントを維持する」と明記した上、 今年の1月、当時の首相、鳩山由紀夫氏は今年1月19日衆議院本会議において、 今後4年間、消費税は引き上げない と明言したにも関わらず、首相が菅直人氏に替わったらいきなり消費税率を段階的であり、 直ちにでは無いにせよ。「引き上げる」意思を表示しているのである。 消費税率を維持するとの公約を掲げて、衆議院選挙で大勝して、後から「やっぱり上げます」と宣言するのは、 国民新党の亀井静香氏が参院選公示の6月24日に、 国民生活全体が良くならないで税を取り上げるなんて、江戸時代の悪代官だってそんなことはしない。 と酷評しているが、正にその通りで、殆ど詐欺である。 報道を観察していたところ、参院選公示直後の世論調査では、 「民主党が改選議席54を超える勢い」 というので呆れた。それでは、有権者が政権政党に対して マニフェスト(又は公約)を守らなくても構わないよ。 とお墨付きを与えるに等しい。公約を守らないということは、嫌な言い方をすれば、有権者を騙し、 裏切ったのであるから、それなりの制裁が与えられなければならない。 ◆今日のロイターによると、改選議席を下回りそうだ。 午前中のロイターニュースに次のような記事があった。 ◆記事:与党、参院過半数割れなら部分連合を模索か(7月7日11時52分配信 ロイター) これで良いのである。 参議院の過半数は122議席である。 参議院は半分ずつ改選されるが、今回、民主党の非改選議席は62議席だから、もしも民主党が60議席を獲得したら、 単独で62+60=122議席。つまり単独過半数。こうなったら民主党のやりたい放題で極めて危険である。 安倍政権当時の自公連立与党がこの状態で、衆参両議院で過半数を持っていたため、 憲法の付属法と言われる教育基本法の改正や、何と憲法改正の手続きとなる国民投票法を強行採決する、 というとんでもないことをした。これでは全体主義国家である。 マスコミは「ねじれ」、という言葉を良く用いるが、「ねじれ」ていて、ちょうど良いのだ。 それを以て徒に政治家が、駆け引きの手段にするのは目に見えているが、全体主義よりはまだ、良い。 民主党と国民新党が合わせて56議席を獲得し、与党が過半数を確保した場合でも、 亀井静香氏が言葉を翻さない限り、消費増税に民主党が拘ったら、国民新党からも連立を解消される可能性が高い。 国民新党の亀井代表は6月24日、NHKの番組で、 「国民を裏切って閣議決定するなら、われわれとしたら連立政権にいるわけにはいかない」 と発言したのである。兎に角、民主党に改選議席数、54議席を獲らせてはいけない。 民主党は改選議席の54議席を維持出来たら、「国民の信任を得られたとみなす」と勝手に決めているので、 54議席未満にしたい。それでは、どの党に入れるか? ◆自分と完全に思想が一致する政党など有るわけ無いが、改憲、集団的自衛権を標榜する政党はダメだ。 もしも私が私自身の思想と完全に一致する政党を欲するならば、私が政党を立ち上げて立候補するしかない。
2009年07月07日(火) 昨夜は更新出来ずに寝てしまいました。本日は必ず更新します。悪しからず。
JIRO
|HomePage
|