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2010年06月23日(水) |
英国ロイヤルバレエが来日公演中。プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」を最後に吉田都氏、退団。 |
◆1995年からロイヤルバレエのプリンシパルですからね。
英国ロイヤルバレエでは、御存知熊川哲也氏(1972-)は93年にプリンシパル(主役を踊れる最高位のダンサー)に
なりました。
吉田都氏(1965-)は1984年サドラーズ・ウェルズ・バレエ団 (現バーミンガム・ロイヤル・バレエ団)に
入団して、1988年にプリンシパルとなり、1995年ロイヤルバレエに移籍して、ロイヤルバレエでは最初からプリンシパルだった
のですが、西洋人の踊りを西洋人に混じって踊るのは、絶対に不利なのに、それでも、プリンシパルに抜擢された事実が、
ご本人の才能とものすごい努力を端的に物語っています。
◆2006年に帰国後もロイヤルバレエのゲスト・プリンシパルだったのですね。
実は昨年まで、私は、吉田さんが2006年に熊川氏のKバレエカンパニーに移籍した時に、
ロイヤル・バレエは辞めたのだろうと勝手に思っていましたが、籍は置いてあって、
ゲスト・プリンシパルという立場だったのですね。
しかし、今、ロイヤルバレエが来日公演中ですが、26日からのプロコフィエフの
「ロミオとジュリエット」を踊るのを最後に、今度は本当に、ロイヤルバレエを退団する、
と言うことです。
◆プロコフィエフのバレエ音楽「ロミオとジュリエット」から抜萃。<BR>
全曲だと52曲になります。かなり長いので、ハイライト版でも良いと思います。
デュトワの盤をお薦めします。プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」(抜粋)
その中から、ほんの少しですが。
第1幕 少女ジュリエット
Juliet - the Young Girl
騎士たちの踊り
Knight's Dance
第2幕の終曲
Act II Scene 3: Finale
音楽だけでも十分に独立した作品として、しばしば、オーケストラ・コンサートで演奏されます。
◆「スーパー・バレエ・レッスン」より「少女ジュリエット」のレッスン風景。
昨年NHKで放送された、「吉田都のスーパー・バレエ・レッスン」で、
このプロコフィエフの全52曲の中から第10曲、「少女ジュリエット」又は「ジュリエットの部屋」と訳されている
一曲のレッスンをしています。バレエを知らない私でも、その極めて丁寧かつ厳格なレッスンは極めて興味深いです。
Romeo and Juliet ACT1 1/3
Romeo and Juliet ACT1 2/3
Romeo and Juliet ACT1 3/3
ロイヤルバレエを退団しても、現役はまだまだ続けるとおっしゃっていますので、
吉田さんの活躍を祈ります。
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2008年06月23日(月) 「<イージス艦衝突>あたご側に当直交代前から回避義務…3管」←漁船の航路を説明していただきたい。
2006年06月23日(金) 「<イラク>陸自車両が横転事故、隊員3人がけが」←本当は撃たれたのではないの?
2005年06月23日(木) 「自衛隊が標的」と断定 サマワのイラク軍司令官←日本が法治国家なら、自衛隊は引き揚げるしかない。
2004年06月23日(水) 「航空自衛隊は武器・弾薬の輸送は行わない」(12月9日 小泉首相) その後、どうなったか?
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