JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆ご挨拶 みなさま。 ◆【音楽】とにかく、めでたいってことです。 お正月といえど、とかくに、人の世には悩み事がつきものです。 年の始めのためしとて、 です。 一曲目。今、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを衛星生中継してますけど、 毎年、この放送の最初に、オーストリアのテレビ局が流す音楽があります。 シャルパンティエの「テ・デウム」より「序曲」というのですが。 なかなか、ありそうで、CDで良い演奏がないのですよ。YouTubeで探しました。 Charpentier: Te Deum "Prelude" 如何にも華やかで好きなんです。 続きまして。今までにもご紹介したのですが、私は「めでたい」というと、 どうしてもこの曲を連想します。CDが今は絶版なのが残念ですが、水上の音楽/王宮の花火の音楽なのです。 但し、今ちょっとAmazonを見て分かったのですが、今月末、フィリップ・ジョーンズ没後10年ということで、 フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの復刻版が、かなり出る様子。 『ロマンティック・ブラス』 フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルなど。 日本独自の商品のようですが、「水上の音楽/王宮の花火の音楽」もいずれ復刻されることを祈ります。 フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルで、 ヘンデル:王宮の花火の音楽から、「歓喜」 Music for the Royal Fireworks, HWV 351 La rejouissance 続いて、同じくフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル演奏、「王宮の花火の音楽」から。 ヘンデル:王宮の花火の音楽から、「ファイナル・メヌエット」 Music for the Royal Fireworks, HWV 351 Minuet いいですね−。フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの響きがたまりません。 私はこれらを何百回聴いたか分からないほどですが、聴くたびに、全身の細胞がそれこそ「歓喜」に 震えるように感じるんです。 但しこれは、あくまでも「私の」好みでありまして、勿論ヘンデルの原曲は金管楽器ではなく管弦楽の為に書かれた曲ですから、 名盤がいくらでもあります。アーノンクールとか、まあ、誰でもいいですよ。Amazonで結構試聴できますので、 お気にいりが見つかるかも知れません。 次に行きます。 同じブラス(金管楽器)なのですが、今現在、活躍中のジャーマン・ブラス。 Best Of German Brass : Essential(Amazonにも、タワーレコードにも無く、HMVにだけありました)に 収録されています。 ショスタコーヴィッチ「祝典序曲」 Dimtri Shostakovitch - Festive Overture 唖然とするほどの上手さですね。 次は初めて載せる曲です。有名な曲なのですが。ブラームス:「大学祝典序曲」(Academic Overture)です。 私と同じ年代の方。昔、「大学受験ラジオ講座」という番組が文化放送系でありましたが、この曲の第二主題が 番組のオープニングに使われていました。あれですよ。 バーンスタイン:ウィーンフィルで、CDは以前、ご紹介しましたが、名序曲集にあります。 このCD、オムニバスですが、バーンスタインをはじめ、カラヤン、アバド、クライバー、ガーディナーとか一流の指揮者と オーケストラばかりです。お買い得かも知れません。 ブラームス:大学祝典序曲 Op.80 Brahms's Academic Overture - Bernstein 最後は、毎年、ほぼ恒例となっております。外山雄三:「管弦楽のためのラプソディ」。このCDです。 日本作曲家選輯 沼尻竜典演奏は東京都交響楽団ですが、NaxosのCDで、 香港で作ってるんですね。だから、「日本作曲家選輯」などという、見たことのない漢字が使われているのでしょう。 まあ、しかし、一番、無難です。他の芥川也寸志さんや、伊福部昭の作品も面白いです。 外山雄三:「管弦楽のためのラプソディ」 Rhapsody for Orchestra これは、1960年にNHK交響楽団が世界一周旅行をするにあたり、外山雄三氏がアンコール用に作曲した作品です。 今でもN響の海外公演では、これを演奏すると、ガイジンさん、エラく喜ぶそうです。チャンチキという金属の打楽器に 海外の聴衆は、非常に関心を示すそうです。 今年が皆様にとりまして良い年となりますように。 失礼します。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2009年01月01日(木) 明けまして、おめでとうございます。フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル。/ 【恒例】管弦楽のためのラプソディ
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