JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆地震「誤」速報に苦情も、影響は最小限(読売新聞 - 08月25日 13:50) 25日早朝に出された気象庁の緊急地震速報。昨年7月に続く誤報となり、 ◆コメント:良い方に外れたんだから・・・。 仮に、今朝のようなことが「繰り返されたら」、あたかもイソップ物語の「狼が出たぞ!」の羊飼いのように、 「家族に病人がいて、すぐに避難しないといけないと思った。」 って、そりゃ焦っただろうけどさ、「思った」だけでしょ?逆に外れるよりいいでしょ? ここはむしろ、地震を事前に予告出来たということを評価すべきじゃないかと思う。 日本社会は、どうも何でも「減点主義 」だが、これが過ぎると、皆萎縮して何も出来なくなる。 話が逸れるが、外科医、産婦人科医、小児科医、救命救急医が不足しているというのも、 一部は、「世間の責任」である。問題が起きると直ぐに訴訟を起こす。 何日も自宅に帰ることも出来ず、睡眠時間は殆どなく、激務をこなしているのに、 一旦、患者を死なせると、損害賠償を請求されたり、刑事責任を問われるかもしれない。 そんな面倒なら、成り手が減るのは当然である。 話を戻す。 今日の「誤報」事件も、同様である。これを世間が叩いたらどうなるか? ちょっと考えれば分かるでしょう。 気象庁の担当者は、今度は緊急地震情報を発することに慎重になり、念入りに確認している間に、 緊急地震速報を発表する前に大地震が発生してしまう、という事態が起こりかねない。 そのときには、今日の何十倍もの「苦情が殺到する」のであろう。世間は誠に勝手である。 それでは、このシステム(体制)の存在意義がない。 むしろ何もしない方が、気象庁にとってはいいかもしれない。 今日の「緊急地震速報」は良い方に外れた訳である。 これに対して文句を言うのは、社会全体として得策ではない。 例えが適当ではないかもしれないが、天気予報で雨の予報だったけど、晴れた、 と言う場合に「苦情を寄せる」人はいないでしょ? まだ発展途上の科学技術なのだから大目に見るべきだ。と、私は思う。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年08月25日(月) 「北京パラリンピック」(9月6日〜9月17日)があることを、お忘れなく。
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