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JIROの独断的日記
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2009年04月01日(水) 「入社式 大不況の真っただ中、希望と不安を胸に」←私の入社式は25年前でした。感無量。

◆記事:入社式 大不況の真っただ中、希望と不安を胸に(4月1日11時39分配信 毎日新聞)

国内外の不況で業績不振が深まる自動車や電機各社は1日、一斉に入社式を行った。

雇用・賃金削減の嵐が吹き荒れる真っただ中だけに、新入社員の間には不安感も漂った。

09年3月期決算で6年ぶりの連結最終赤字が見込まれ、国内外1万5000人規模の人員削減を進めるパナソニックの入社式は、

大阪府門真市の本社で約500人の新入社員が出席して開かれた。

 昨年10月に「松下電器産業」から「パナソニック」に社名変更してから初の入社式。

国際展開を進める攻めの経営を目指した矢先に世界的な金融・経済危機に直撃されたが、

大坪文雄社長は「世界景気が回復した際には他社を圧倒するスピードと規模で、いち早く立ち直り大きく飛躍する」と、

業績回復への決意を新たにしていた。

2万人の人員削減を決めているNECの入社式には、新入社員840人が出席。

矢野薫社長と新入社員との質疑応答も行われ「私が入社した66年も不況だった」と新たな仲間を激励した。

一方、08年に新車の世界販売台数が1位となったものの、昨秋以降、輸出激減で厳しい経営を迫られているトヨタ自動車は、

愛知県豊田市内で入社式を開いた。来春の新卒採用は半減する予定。


◆コメント:新社会人に餞の言葉を贈るべきところでしょうが、偉そうなことは言えないので・・・。

入社式ですか。

私が入社式に出たのはちょうど25年前でした。

期待とか、希望とか、夢、などよりも、私はただひたすら不安でした。

この自分が、社会に出て働く、と言うことがまだピンと来なかったのです。


私は子どもの頃から、気の弱い、心配性な人間でした。

いつもクヨクヨと、心配しても仕方のないことを心配し、ウジウジした情けない子どもでした。

だから、会社員なんて務まるのか、不安で不安で仕方がなかった。


サラリーマンは、傍目で見るほど楽な商売ではない。ハンコ一つで、どんな部署にでも行かなければならない。

嫌な上司にいじめられることもある。お客さんに怒鳴られることもある。

大失敗をして部長がお客さんに謝りに行かなければならないような事態を発生させてしまったこともあります。

海外でガイジンに囲まれ苦労しました。その間に親父が死にました。親の死に目に遭えなかった。

海外で暮らせたのは有り難い経験でしたけれど。


良く怒られました。「馬鹿野郎」など日常用語でした。一番最初は、

「お前、大学まで出て、コピーもロクに取れんのか?」ぐらいから始まり、

「お前なんか辞めちまえ!」「死んでしまえ」まで、随分色々言われました(流石にこの頃はいわれませんが(笑))。

それでも、何とか四半世紀、やってきました。

こんなことは、特別なことでも何でもなく、サラリーマンなら皆、経験していることです。

私が偉業を成し遂げた訳ではない。そんなことは、よく分かっています。

ただ、かつての、すぐにめそめそする子どもだった私が、よく25年も我慢したな、と自分を褒めてやりたいです。

今日ばかりは、手前味噌をお許し下さい。

自分に、「ご苦労さん」。

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