JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:得意のはずが…麻生さんの英語、米側「聞き取れない」(2月25日20時12分配信 読売新聞) 麻生首相は24日の日米首脳会談の冒頭、オバマ大統領と英語で会話を交わした。日米同盟強化を呼びかけた大統領に、 ◆コメント:「けちがついた」のは読売新聞記者の知能と読売新聞社の見識だよ。 内閣総理大臣はまぎれもなく、日本国の政治の最高責任者であるから、その政策、政治的行動に関して、 ホワイトハウスの発言録で、作成担当者が聞き取れずにそう表記されるのは、珍しいことではない。 と書いている。 下院議員の英語が(発音が下手で)聴き取れないということは考えられないから、 これは、ホワイトハウスが発言録で公表したくない部分を故意に「聞き取れない」と表記する場合があることを意味している。 だから、麻生首相の発言録における「聞き取れない」も本当に英語が通じなかったのか、 或いは、アメリカ側の何らかの政治的な思惑により、「聞き取れない」にされたかは、発言録からだけでは判断できない筈である。 それは、記事のなかで読売も認めているではないか。 いいですか? 今回、「聞き取れない」とされた原因は不明だが と書いているのに、続いて、 最高の場面で披露した「英語力」に、けちがついた格好となった。 と書くのは全く矛盾している。 「聞き取れないとされた原因が不明」ならば、「首相の英語力にけちがついた」とは言いきれないではないか。 書いた小川某本人も読売本社の外信部デスクも、この記事の矛盾に気が付かないほどバカなのか。 だとすれば、「けちがついた」のは、麻生首相よりもまず、記者とデスクの「オツムの中身」(=知能)と こういう下らない記事を新聞に載せる見識である。 今一度書くが、内閣総理大臣の政治的行動・発言に関して冷静に合理的に批判することは許されるが (それが許されなかったら、民主主義国家ではない)、このように、事の本質からかけ離れた、 枝葉末節をあげつらった、週刊誌的な記事を書くのは、明らかに恣意的である。 こんなことを報じても国民にとってメリットはないし、報じなくてもデメリットはない。 一応「日本有数の大新聞」の「報道」としては、かなり恥ずかしい。反省していただきたい。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2008年02月26日(火) 「必要なら公的資金を=金融安定化策、日本の教訓学べ−米有力エコノミスト」←私は何度もそう書いている。
JIRO
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