JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:必要なら公的資金を=金融安定化策、日本の教訓学べ−米有力エコノミスト(2月26日15時1分配信 時事通信) 【ワシントン26日時事】「資本が不足するなら、預金者保護のため公的資金投入を」−。米有力シンクタンク、 ◆コメント:後付けで書いているのではない。 サブプライムローン問題はアメリカの金融機関が持つ債権=住宅ローンが不良債権化している問題である。 「(政府の)対応が遅い。早く公的資金を注入しろ」 と、大きなお世話だが、繰り返し云ってきたのである。 そのくせ、今回、アメリカの不良債権の所為で世界中が迷惑している(世界の株価の不安定さをご覧なさい)というのに、 昨年12月には、日本の3大メガバンクに資金の提供を依頼してきた。 このとき私は、アメリカの不良債権なのだから、アメリカが公的資金を注入するべきだと書いた(ココログ)。 さらに、今年の1月15日、シティグループ(米国)が2007年10-12月期の決算で、235億ドル(約2兆5000億円)の損失を計上したと発表した。 私は、この時にも「<米シティ>2兆5000億円の追加損失」←ブッシュさん。公的資金を注入しなさい。と書いた(ココログ)。 そして、その一週間後、米連邦準備理事会(FRB)が、0.75%の緊急利下げを行い、FF金利を3.5%にしたときも、 そんな、チマチマしたやり方ではダメだ。公的資金を注入すべきだ、と繰り返し、書いた(ココログ)。 一民間人でも明らかなことなので、米国のエコノミストはもっと早く主張して欲しかったが、とにかく、このシンクタンクの意見は正しい。 ブッシュさん、早くしろよ。世界が迷惑してるんだよ。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年02月26日(月) 「補助翼部品、欠いたまま飛行=海外委託整備でミス続発−日航」←私は随分前に指摘したのですが・・・。
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