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2008年04月21日(月) |
「14都市以上で反仏デモ=中国政府、暴徒化を懸念」やはり、北京オリンピックは中止すべし。 |
◆記事1:14都市以上で反仏デモ=中国政府、暴徒化を懸念(4月21日21時0分配信 時事通信)
【北京21日時事】パリでの北京五輪聖火リレーへの妨害などに抗議する中国国内の週末の反仏デモは、
中国・香港メディアが伝えただけで少なくとも14都市で発生した。2005年の反日デモが週末ごとに発生した事例から、
中国側は「週末は引き続き注意が必要」(政府筋)との認識を示している。
仏大手スーパー、カルフールを標的としたデモの参加者は主に学生だった。21日付香港紙・明報によると、
多くの都市で大学が討論会などを実施、学生のデモ参加を阻止したという。同紙は、一部のデモでは市民が連行されたとも伝えた。
中国当局は今回、平和的な「愛国デモ」を事実上黙認しているが、暴徒化を懸念しており、「懸命に抑えに掛かっている」(北京の外交筋)もようだ。
◆記事2:<マレーシア>聖火リレーで日本人3人保護 中国人ともめ (4月21日21時28分配信 毎日新聞)
【マニラ矢野純一】マレーシアの首都クアラルンプールで21日、北京五輪の聖火リレーが行われた。
出発地点の独立広場近くで、チベットの旗を掲げた日本人3人が中国人留学生らに取り囲まれもみ合いとなり、
マレーシア警察に保護されて事情聴取を受けた。一連の聖火リレーを巡る抗議活動で、日本人が治安当局に事情を聴かれたのは初めて。
警察などによると、保護されたのは夫婦と少年。スタート直前、独立広場に集まった観衆の中で「チベットに自由を」と叫び、チベットの旗を掲げた。
中国人留学生らが旗を奪おうと取り囲み、警官が3人を引き離した。
在マレーシア日本大使館によると、3人は同警察で事情を聴かれており、けがなどはない。3人は氏名や年齢の公表を拒んでいる。
聖火リレーは約1000人の警官に警備されて無事終了した。
◆記事3:「中国製品はゴミじゃない!」CNNキャスター発言に、大手メーカーが抗議声明―上海市(4月21日14時22分配信 Record China)
2008年4月19日、中国各メディアの報道によると、米サンフランシスコ市での聖火リレー中継でCNNキャスターのジャック・カファティ氏が
「中国製品はゴミ」「中国人は暴徒」などと発言したことに対し、上海市の大手上場メーカーが抗議声明を発表した。
声明を発表したのは、コンテナクレーンメーカー世界最大手の上海振華港口機械(集団)股フェン有限公司(上海振華港機)。
同社は、「カファティ氏はメディアを通じて公然と、品質、技術ともに優れた中国製品を『ゴミ』と発言した。
どうやら無知で傲慢で愚かな人間のようだ。弊社4万人の職員は怒りに燃えている」とカファティ氏を痛烈に批判。
さらに、「米国の大手港湾には、中国製の鉄鋼製品が多数そびえ立っている。是非カファティ氏にその目で見てもらいたい。
それでもまだ『ゴミ』発言をするなら、米国の弁護士に依頼して直ちに同氏を提訴する」との考えを示した。
◆記事4:中国当局がラサのチベット寺院急襲、僧侶400人以上拘束(4月21日20時22分配信 読売新聞)
【香港=吉田健一】米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は20日、中国の武装警察部隊が18日、
チベット自治区ラサのセラ寺を急襲し、僧侶400人以上を拘束したと報じた。
僧侶らは、中国当局が国旗掲揚やチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世批判をチベット寺院に要求していることに
反発したため拘束されたとみられる。
同放送局によると、武装警察は同日午前2時ごろ、四十数台の車両でセラ寺に乗り付け、僧侶を拘束した。
留置施設が満員のため、僧侶はラサ郊外の洞穴に閉じこめられているという。
中国当局は最近、同自治区や四川省、青海省などのチベット族居住地域で僧侶に対し、
国旗掲揚などの「愛国主義教育」を強化しており、抵抗する僧侶の拘束が各地で相次いでいる模様だ。
◆コメント:中国人は他国の人にオリンピックに来て欲しいのなら、カラむなよ。
記事を4つ並べた。
本当は、緊急性・重大性に基づけば、記事4をトップに持ってくるべき所だったが、悪しからず。
記事4が事実ならば、これほど世界中が中国政府にチベット族の弾圧を止めろ、と言っているのに、一向にそれを聞き入れる気配がない、ということだ。
そして、より一層世界をあきれさせているのは、チベット弾圧に抗議する国際世論に、中国人がケンカを売ってくることである。
北京オリンピックを開催する、とは、何を意味するか。
中国は主催国=ホスト国となるのである。世界中からやってくる選手は、中国人にとって客人として歓待しなければならない。
共産党独裁支配による教育しか受けていないから、世界的視野で物事を考えられないのは、気の毒でもあるが、
オリンピックに参加する他の国は、こんな国、行きたくありませんよ。
中国政府のチベット弾圧がけしからん、というのは、ほぼ国際世論の趨勢である。
ところが、中国人は、
「けしからんとは、けしからん」
と、ケンカを売ってくるのだ。せめてオリンピックが終わるまでは、
「いろいろ至らない点はございますが、皆様のお越しをお待ちしております」
という態度に徹しなければ、ダメですよ。
チベットの旗を取り出しただけで、その人をなぐるような、短絡的、直情的、感情的、反射的、暴力的な人間が12億人もいる国に
わざわざ世界から集まって運動会をやらなくてもいい。
聖火リレーだけでこれだけ揉めごとが起きるのを、私は初めて見た。
本当に五輪が始まったら、一体、競技の勝ち負けやら判定やら、何だかんだでどれだけ揉めるか、想像に難くない。
北京五輪は、中止にしましょう。選手の生命(選手生命じゃないよ。生物学的生命のこと)の問題だ。
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