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2008年04月02日(水) |
「北京五輪開会式 皇族の出席見送り 政府方針」←北京五輪メインスタジアムの鉄骨には911テロの残骸が使われているそうです。 |
◆記事:北京五輪開会式 皇族の出席見送り 政府方針、不安定要因多く(4月2日8時1分配信 産経新聞)
中国が北京五輪開会式に、天皇、皇后両陛下をはじめとする皇族方の出席を要請していた問題で、
日本政府は1日、この要請を受諾しない方針を固めた。中国製ギョーザ中毒事件や膠着(こうちゃく)状態の東シナ海のガス田共同開発問題に加え、
チベット騒乱など不安定要因が多く、時期尚早と判断した。開会式への出席では欧州各国に参加を辞退する動きがある。
日本政府から開会式に誰を派遣するかは「全くの白紙状態だ」(外務省幹部)という。
この問題には、宮内庁と外務省はもともと消極的で「2月のギョーザ事件以前から、皇族方にはご出席を要請しない方向だった。
国際的に注目されるチベット騒乱が起きた今はなおさらだ」(政府関係者)としている。
一方、首相官邸は態度表明を保留していたが、3月27日の参院内閣委員会で、岩城光英官房副長官が、
自民党の有村治子氏の質問に「諸般の事情を踏まえつつ慎重に検討する」と慎重姿勢を明らかにしている。
中国は昨年1月、当時の王毅駐日大使(現外務次官)らを通じ、政府・与党に、非公式に皇太子ご夫妻の開会式出席を要請。
また同年4月には、訪日し、陛下と会談した温家宝首相が「ぜひ、陛下と皇族の方々においでいただきたい」と要請していた。
これに対して陛下は通常通り「自分の外国訪問は政府で検討することになっています」と話されていた。
北京五輪で中国側は「アテネ五輪の時に(集まった)各国の指導者、元首は六十数人だったが、北京はこの数を超える」
などとして、元首招聘(しょうへい)を進めている。
◆コメント:この政府決定は正しい。
政府が皇族の北京五輪開会式欠席を具申した表向きの理由は、記事にあるとおり。
この決定は正しい。皇族の方々はいらっしゃらない方が良い。
私は、北京五輪は、事件・事故が起こりそうな気がして仕方がないのだが、私の勘などは何の根拠にもならないから、それは今まで書かなかった。
ところが、満更、その勘が「当たらずといえども遠からず」なのではないか、と思える本があった。
今まで、どうしてこの本の存在に気付かなかったのだろう。北京五輪に群がる赤いハゲタカの罠。
これは、北京オリンピックの事だけを書いているのではなく、中国が、最近「政府系ファンド」と、世界一の外貨保有高を利用して、
外国の企業に投資している(と、書くと聞こえが良いが、要するに乗っ取ろうとしている)その野望をレポートした本である。
そのこと自体もおぞましいが、北京オリンピックについて書かれている箇所で恐ろしい事を知った。
何と、北京オリンピックのメインスタジアム(「鳥の巣」と云うらしいね)の鉄骨には、911テロの残骸が使われている、というのである。
だから、どうした? としか感じない人は少ないのではないか。普通、そう言うことをするか?
私は英国にいたことがある。中国はかつて植民地だったから、英国には実に多くの中国系市民がいる。
中には勿論善良な市民もいるが、総じてあの民族は「カネがすべて」。つまり金儲けには貪欲だし、金を使うことにはケチなのだ。
「地球上で、北極と南極に最も近いところにある『店』は、いずれも中華料理屋だ」
という、冗談とも本当とも付かない話がある。つまり、金儲けの為には世界中何処にでも行くということだ。
海外旅行をしたことがある方も多いから分かるでしょう?何処の国へ行っても必ず、中華料理屋はあるのだ。
一族郎党でね。何処へでも行くのですよ。彼らは場所なんか問題じゃない。カネが儲かれば。
自分たちのいるところが中国だ、という感覚ではないかと思われる。
北京五輪。先日、私は開会式だけボイコットが良かろう、と書いたが、選手には気の毒だが、全てボイコットの方が良い気がしてきた。
メインスタジアムですら、廃墟の鉄骨を拾ってきて使っているのだ。
他の競技施設で、手抜き工事をしていないという保証は何処にもない。下手すると、怪我をするどころか、命が危ないではないか。
何だか、呪われた五輪のようで、嫌な予感がする。
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