JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆記事:米雇用、1万7000人減・1月、4年5カ月ぶりマイナス (NIKKEI NET 2月2日 午前0時31分) 【ワシントン=小竹洋之】米労働省が1日発表した1月の雇用統計(季節調整済み)によると、非農業部門の雇用者数は前月に比べて1万7000人減った。 ◆コメント:アメリカがリセッション(景気後退)に陥れば、必ず日本経済に影響を及ぼします。 アメリカの雇用統計は毎月第一金曜日の東部時間午前8時30分に発表されます。世界中が注目する指標です。 「確率は、約33%としていた1年前から確実に上昇した」 としたうえで 「リセッションの確率は50%、それ以上になっているかもしれないが、まだリセッションには陥っていない」 と述べました。そして、5日後の1月30日、ドイツのウェルト紙のインタビューに答え、やはり、 「米経済がリセッション(景気後退)に陥る可能性は少なくとも50%ある」 と繰り返しています。 リセッションは正式にはアメリカの定義では実質国民総生産(GDP)が2四半期連続して、対前年比でマイナスになったときを指すのです。 だから今日、非農業部門雇用者数が前月比マイナスになった=リセッションと断定するのは気が早すぎるのです。 しかし、私が非常に気にするのはグリーンスパン氏のこういう予想は大変良く当たるからです。 だからこそ、氏は18年間(レーガン大統領の頃から)もの長きに亘ってFRB議長という、金融政策を0.05%間違えてもアメリカ経済、 ひいては国際経済を混乱に陥れかねない大変な重責を任されていたのです。その人が「米国は既にリセッション入り」しているのではないか」 という口ぶりなので、大変恐ろしい。 世界経済が元気なときならいいですけどね。どの地域も景気が悪いでしょう。 日本の車、アメリカで売れないから、ヨーロッパで売れるか、アジアで売れるかっていっても限度があります。 「日本経済が内需主導型になっていないのがいけないのだ」という意見を良く伺いますが、じゃ、どうやって内需を喚起するのですか? 個人所得が増えず、原油が高騰し、様々な商品の価格が引き上げられています。家計の支出が増えるでしょうか? 貴方、今、車買いますか?家を新築しますか?或いはマンションを買いますか?どんどん旅行しますか? とどめを刺すかのごとく、サブプライムローン問題で株価は下がる、株をやっている人、どんどん含み損が増えますね。 他所の国も似たり寄ったりです。 だから、今日の米国雇用統計は、非常にやばい。世界同時不況の前触れかも知れん。ということです。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年02月01日(木) 過去最多5万人が受験、首都圏の私立中入試がピーク/3年前のお礼を申し上げます。
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