JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆交通事故死者5743人=昨年、54年ぶり6千人下回る−警察庁 (1月2日11時31分配信 時事通信) 昨年1年間の交通事故死者は、前年比609人(9.6%)減の5743人となり、1953年(5544人)以来、 ◆コメント:交通事故死とは何か。 警察の発表は、「自分たちの『厳しい』取り締まりその他の交通事故対策により、犠牲者が減った」、 「事故発生から24時間以内に死亡が確認された場合」 のみを指すのであり、一週間、昏睡状態が続いた後、亡くなったかたは、「交通事故死」にカウントされない。 つまり、救命救急医療の進歩により、延命措置を施された結果、事故後24時間を超えて生きていた犠牲者が大勢いることは、 容易に想像されるので、1970年と同じ基準で論ずること自体、適切なのか疑問である。 ◆相対的な問題であろう。 前段で述べた、統計上の問題を勘案しても、なお、確かに1970年代よりは「交通事故死」者数は減っているだろうが、 ◆自殺者はどうして5月下旬か6月上旬にならないと発表しないのか。 毎年「昨年の交通事故死者数」は年明け早々に発表されるが、一方、前年の自殺者数が発表されるのは5月下旬か6月上旬である。 平成18年中における自殺者の総数は32,155人で前年に比べ、397人(1.2%)減少した との記述がある。その前年分は、平成18年6月5日に発表された平成17年中における自殺の概要資料であるが、 ここには、 平成1 7 年中における自殺者の総数は32,552人で、前年に比べ227人(0.7%) 増加した。 と載っている。 昨年までで自殺者数は9年連続して3万人を超えており、こんな国は先進国中日本だけである。 政府が形ばかりの自殺対策の諮問会議を昨年発足させたが、一体、今まで何をしていたのか、と思う。 こういう、政府にとって「都合が悪いこと」は陽気が良くなって、人々が陰気臭いことに注意を払わない6月に発表する。 前年(前年度ではない)の自殺者数を集計するのに5ヶ月も必要とするわけはない。 明らかな政治的意図を感じる。 そういうことを含め批判するのは、本来私ではなくマスコミの役割である。 【読者の皆様にお願い】 是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。
2007年01月03日(水) 「北極の氷、2040年には無くなる可能性」←シロクマより深刻な問題。/マルチェルロ・オーボエ協奏曲を色々な楽器で。
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