JIROの独断的日記 DiaryINDEX|past|will
◆もう少し早く書きたかったのですが、誰か読んで下さることを願って。 もっと早くアップしたかったのですが、少々多忙で遅くなりました。 ◆今から、「落ちるのではないか」と考えてしまう人。大丈夫ですよ。 こういうことを書くのは、世間でしばしば云われる、 「プラス思考の人間は、現実がプラスイメージどおりになって成功する。マイナス思考の人間は失敗した場合のことばかり考え、それが現実化してしまう」 という妄説があり、それにおびえている学生さんがいるのではないか、と思うからです。 私がそうだったのです。それでも(現役じゃなかったけど)受かりました。何とかなります。 ◆オリンピック柔道で3回連続金メダルを獲得した野村選手の例。 いくら、私が「大丈夫ですよ」と書いても、読んでいる方は、 ◆「五輪の身体」という本があります。 2004年、アテネオリンピックの前に、いろいろな種目の選手と、「声に出して読みたい日本語」の齋藤孝氏との対談集、 ◆野村選手は、試合の前の晩はいつも負けることを想像して怖くて眠れないのだそうです。 「勝つためのメンタル・トレーニング」 という類の本がいくつもありますが、内容は大同小異です。要するに、「メンタル・タフネス」と称して、 「勝つためには普段から、プラス思考の訓練をしろ。自分が勝つところをイメージしろ」 と、極端に言えばそれだけです。 ところが、「五輪の身体」に載っている野村選手の言葉には、驚きました。要約すると、 「試合の前の晩は、負けたらどうしようと思って、怖くてなかなか眠れない。7:3で負けることを考えてしまう」 のだそうです。イメージトレーニングの提唱者が聞いたら、腰を抜かすのではないでしょうか。 野村選手は、自分の性格を変えようとは全然考えていないのです。「考え込むから自分の弱さが分かる。」とも云っています。 私は柔道に関しては分かりませんけれども強調したいのは、 「思い切りマイナス思考の人間が金メダルを3回連続獲った」という歴史的事実です。 スポーツに限らず、「○○の成功の法則」という類の本には殆ど必ず、プラス思考のクセを付けろ、 という意味のことが書かれていますが、プラス思考じゃなくても良い結果は出るのです。 ・・・ということを知ったら少しは気が楽になりませんか? ◆「縁起」は気にしなくて良い。 これは、野村選手の逸話に比べるとだいぶ話の次元が落ちますが、 26464(二浪しろよ) でした。感動的な縁起の悪さです。殆ど芸術的といっても過言ではない。 まだあります。 よりによって試験当日、雪のため、試験会場手前で滑って転びました。 私はあの年、あの日、あの瞬間、日本一縁起の悪いことを抱えた受験生だったかも知れません。 しかし、結果は合格でした(尤も、ここは第一希望ではなかったので、入学しませんでしたが)。 だから、気にしなくていいです(多少強引ですが)。 ◆結論:クヨクヨ、ドキドキする人は、そのままでいいのです。 あまり参考になら無かったかも知れませんが、悪しからず。 ◆まあ、音楽でも聴いて下さい。 これは、イギリスのスタンリーという人が書いた、トランペット・テューンという曲です。 スタンリーはオルガン奏者で、これも原曲はオルガン独奏曲ですが、 ここではトランペットとオルガンで演奏しています。 エンピツをご覧の方は、いつも恐縮ですが、ココログからお聴き下さい。 とても爽やかな、真っ直ぐな音楽。そして見事な演奏ですね。それでは。 【読者の皆様にお願い】 駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。 画面の右下にボタンがあります。 よろしく御願いいたします。
2006年01月19日(木) 「危険部位混入の疑い 米国産牛肉、成田で発覚」だから、よせと言っただろう!
JIRO
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