Just for today !
re-invention



 思いを形に

昨夜の思いを形にしなければ。

<この冬休みにやりたいこと>
・ipadを活用した「三角形・四角形」の単元展開まとめ
・研究助成の申請
・雑誌の原稿(6ページ)
・次年度教育課程についての情報収集

<やらなければいけないこと>
・学年部会
・振り返りカードの集約
・一次関数の授業展開
・総合的学習「伝統を継承しつつ時代に対応するには」の詳細詰め


やるべきことに,日付をつけないと,
おそらくやれないままになりそうな気がしてきた。


登校し,いくつかの仕事を処理。
補習に参加できない生徒と,マンツーマンで数学。
結局のところ,こういう時間がとても必要なのだ。
3年生からのメッセージ「一年前に戻れるなら・・」は
まとめてみると,なかなかインパクトがある。

京都のフリーマガジン「ハンケイ500m」の円城さんからメールをいただく!

修学旅行で,伝統あるものに触れることは意味あることだが,
それだけでは生徒の心は揺さぶられない。
(鹿と土産物屋に敵わない修学旅行になってしまう。)
今も伝統を継承する人々にお会いし,
その方々の苦労や次世代に向けての思いなど,
生き様に触れることこそが,
若者にとっては自分の将来を展望したり,
夢を持って今を生きる力につながるのではないか。
そんな出逢いと感動のある修学旅行になるよう,
京都の方々にいくつかアタックしてきた中のお一人。
さっそく,電話でやりとり。
はじめてながら気さくな方で,でも,エネルギーを感じる。
地元の方ならではの提案もいただきありがたい限り。
3月までに,なんとかお会いできたらと思う。

こういった地道な縁を大事に育てていくことが,
何より大事なのだろう。

2010年12月24日(金) 亡き父を思い出し東山へ
2009年12月24日(木) 本当の意味での探求
2007年12月24日(月) もう一つ上の段階に
2006年12月24日(日) 本気で生徒を育てる姿勢
2005年12月24日(土) 区別できないものか
2004年12月24日(金) 失敗の発想の幅
2003年12月24日(水) リフレッシュ


2011年12月24日(土)



 岡本理論に酔う

昨日の反省会でのお酒は,あまり残らず助かった。
午前中は,岡本光司先生のお宅での勉強会のための資料づくり。
ipadを使った四角形の授業展開を,
板書と撮影したいくつかの振り返りカードで綴っていく。
なかなかうれしい言葉がある一方,
細かいステップを踏む授業の限界も感じる。
時間がなく,やれることは限られているが,
こういう機会があるから形にできることに感謝。
この授業を通して,何が明らかになったのかという
大事な考察(論)までは手が届かないが,それでも,
こうしてまとめていくことで,見えてくるものがある。

最近あまり元気がない上の息子とも,少しだけ話をする。
自分自身も,高2の時は,まったく先が見えていなかった。
特に数学については,どうしていいのか全く迷っていた。
時間だけは費やしていたが,それでいいとは思えなかった。
そんな昔の自分を話してみた。

資料印刷にも時間がかかり,少しだけ遅刻して岡本先生宅へ。
相変わらず,土屋先生の授業は岡本理論を形にしており,
なんとも筋が通っている。
主張したいことが明確で,うらやましい限り。
悩んで,ぐるぐる回っている自分が浮き彫りになる。

この日,特に明確になったのは,
岡本先生の授業を支える6つの項目。(視点?)
基本理念が中央に位置し,おそらく,
・生徒の学習
・授業構成・展開
・教材の選定・提示
・教師の指導
・学習規範の設定
・学力の共通認識
の6項目が周りに位置する。
これをもとに授業を語ると,自然と,
やりたいこととやっていることが見えてくるようだ。

今の自分の授業は大きく二分されることが見えててきた。
全員が習得すべき教科書的なものと,
全員が分からなくてもいいから,
数学的にドキドキする,生徒の問いを軸とした部分。

また,同時に明らかになってきたのは,
生徒を主役と言いながら,集団でのやり取りの中では,
自分が生徒の話に対応し,自分が価値づけてしまうので,
結局は,そのやり取りを聴いている多くの生徒は,
教師のリアクションを見ている構図になっていること。
生徒同士で解決する雰囲気ではなく,
教師が何とかしてくれるのを待っている状態だということ。
これでは,せっかくのコの字型座席も,意味をなさない。


自分が理想とする授業について,もう一度考え直していきたい。



2010年12月23日(木) 大学での授業
2009年12月23日(水) 積み上げてきたもの
2007年12月23日(日) 当たり前ではないことに
2006年12月23日(土) 第4回GC活用研究会
2005年12月23日(金) 表情から
2004年12月23日(木) 親の思うようには
2003年12月23日(火) 無限のバリエーション


2011年12月23日(金)



 思うようには動かない

こちらが思うようには,人は動かない。
それが人を育てる難しさ。
音声カードもスタンドアップも
生徒が本気にならなければ効果はない。
中学生年代の彼らの心をどう揺さぶるのか,
そこを本気にならないと,できることがどんどん少なくなる。
指導よりも,感化できるかどうか。


こんな記述を見るとホッとするが,
それはごく一部の生徒の言葉。
冬休み前の今,授業への取り組みは悪くないが,
テストの出来具合も,宿題提出率も
全体的にはもう一息,いや二息といったところ。
残りの日々の昼休みに,補習を行うことを決意。


夜は中学時代の恩師と同級生が,お祝いの席を設けてくれる。
恩師からはアイディア賞に掛けてLEONARDOというワインを,
同級生からは花束までいただく。
ありがたいもの。
当時を振り返り,やはりドラマチックな日々が,
今の自分を作ってくれたのだということを感じる。
同時に,それだけで酔っていてはいけないことも
同級生からは教えていただく。
以前,「夢を持たせる教育」についうて激論になり,
その後,ちゃんと話せていなかった同級生は,
残念ながら来ておらず,関係修復のチャンスを逃す。
この歳で感情的にぶつかってはいけないと改めて思う。
そんなことは,当たり前のことなのだが。

2009年12月16日(水) 中点連結から四角中点へ
2005年12月16日(金) できる教師のデジタル仕事術
2004年12月16日(木) 支えられる輪の中に
2003年12月16日(火) 気になることいろいろ


2011年12月16日(金)
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